こんな時代がついにやってきた・世代間ギャップを感じる一言

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先日の戦艦武蔵の発見ニュースを思い返してみれば分かる通り、まだ70年ちょっとしか経っていない昔のことでも分からなかった点が多数に及んでいたりする。「三丁目の夕日」症候群でもよく分かるのだけれど、記録が残っていない、さらには記録が残っていても人々の記憶には残らずに、日常生活からも消えてしまう生活習慣や生活用品の数々は多々存在する。とりわけこの数十年、特にインターネットが普及し始めてからの10年位における技術進歩は加速度的なものがあり、まるで別世界に足を踏み入れた感がある。

指摘の通り「テレビの電話機のダイヤル※」とか「ブラウン管」とか「レコードの針」とかいうキーワードを用いても、首を傾げる人はすでに山ほどいるし、それらを用いた歌や物語を見聞きしても、理解が難しいものとなる。鉄道推理モノの某氏の作品も、今ではほとんど通用しないトリックばかりとなってしまう。

とりわけスマートフォン周りの話はスピード感が強く、刻(とき)の涙を見る、じゃなくて時代の流れを覚えさせる。そもそも携帯電話(ケータイ)は従来型携帯電話を指していたからね。アプリ云々の話など無い。ショックを受けても当然の話。


似たような話としては「どんなスマホを使っていたの」とか「どんなソーシャルゲームで遊んでいたの」ってのがあるんだろうな。そして恐らくはあと10年もすれば、「どんなアプリが好きだったの」って言葉自体も時代遅れなものとなっているに違いない。

※「テレビのダイヤル」......固定電話機のダイヤルでは、との意見もありました。そちらの方がより良い解釈かも...って思ってさらに確認したら、「恋におちて」(小林明子)の歌詞からの引用でしたね。これならテレビでは無くて電話機で正解、ということで訂正します。

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このページは、不破雷蔵が2015年3月20日 05:50に書いた記事です。

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