【注意】パック型の液体洗剤で事故多発 誤って口や目に入ってしまうケース
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7割以上が3歳以下の乳幼児で、消費者庁などは子どもの手の届くところに置かないよう注意を呼びかけている。 pic.twitter.com/GJ5utv11UZ
う~ん、これは子供がよろこんで口にすると思うよ>パック型液体洗剤
どう見ても大きなグミだもの、そりゃ「あ、グミだ!」と思った次の瞬間にパクっとやっておかしくない。
商品デザインの問題では無く、「これが使える環境かどうか」という個々の家庭での選択の問題だと思うけどね。
— KGN (@KGN_works) 2015, 3月 19
おととい消費者庁から発表された、便利なスタイルのパック型の液体洗剤を、お菓子と思って飲用してしまう子供の事案が多数(口にしたら口の中で破裂して洗剤を飲み込んだ、袋のまま飲み込んでしまった)発せしている件。実際に資料を見ると、報告事例として152件のうち110件までが3歳児までの乳幼児で起きている。まぁ、報告されていない事例も合わせると、もっとあるのだろう。
見た目は確かにグミなどのぷにぷに系お菓子に見えなくもない。ただそれは、どのような商品にもありうる話であり、要はどのように使うか、保管するかというレベルの問題。以前のこんにゃくゼリーの話に近いけれど、今件は元々口にするようなものとしての商品でないから、さらに利用者側の問題である部分が大きい。それ言ったらお菓子の形をした商品は全部ダメじゃん、みたいな。
小さいお子さんの場合、片付けてある場所の違いが判らない、というのもあります(洗面所に食べ物は置いてない、という事が理解できないんですね) RT @kazma777 洗剤と食べ物を間違える環境で保管している時点で、結構あり得ない感じがします。
— KGN (@KGN_works) 2015, 3月 19
で。「はっ」とさせられたのがこの指摘。大人は「冷蔵庫の中、お菓子入れの棚にあるものは食べられるもの」の上で「これは食べられる、これは食べられない」の判断ができる。それだけ知識や経験があるから。ところが子供は「しまってある」「しまっていない」かの判断しかできない。場所によって食べられるものか否か、それ自身が食べられるか否かの判断を下すだけの情報、知恵、経験が無い。さらに親が教え諭していなければもちろん、教えていても見た目で、あるいは衝動的にお菓子的なものと判断してしまうかもしれない。さらには「親が隠している、嘘をついている」と考えてしまうかもしれない。
だからこそ、しっかりと繰り返し日常における危険要素は子供にしっかりと教えるのと共に、極力そのリスクが発動しないような配慮、今件ならば子供の手に届かない場所においたり、鍵かかかるような場所にしまうってことが重要なんだろうな。
大人が判断できる常識を、子供が判断できているとは限らない。さらには中途半端な判断能力しか持っていないかもしれない。当たり前のことではあるんだけど、つい忘れてしまうんだよね。
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