「ビラ配りで売名するユーチューバー」ってもうなんだ、何周ねじれてるんだ
— ゆりかわ (@yurikawa_orz) 2015, 3月 20
ユーチューバーとはYouTuberと表記される、YouTubeを閲覧する人......てはなく、YouTubeを情報発信媒体として積極的に用い、自分自身をメインキャスターとしてミニ放送局みたいな感じで運用を行う人のこと。色々な物事にチャレンジしたり新商品の紹介をしたり。まぁぶっちゃけるとブログなどのレビュワーの動画版みたいなもの。大よそ自前の妙な歌を歌ったり踊りをしてイメージを固定化させ、アイドル的な雰囲気も付加させている。
元々は海外で結構行われており、ちょっとしたジャーナリストクラスの知名度と実力を持つ人も出てきている。日本では昨年YouTubeの日本部局が積極的に太鼓持ちをしたことで知名度がグンと上がったけれど、濫造感は否めない。ハードルが低いことに違いは無いけれど、質の良し悪しは別問題。さらに「気軽に誰でも出来て一攫千金」的なイメージ戦略で展開しちゃったものだから、それに乗った人達による作品群で、YouTubeの検索機能が十分に働かなくなるという不始末。
それはともかくとして。そのユーチューバーがリアルな世界、しかもビラ配りという効果領域が極めて小さなエリアでしかないツールを使ってプロモーションをしているという話。ネタかと思って「」内ワードで検索したら、本当にビラを配って自己アピールをしている状況の映像が確認できてふいた。
まぁ海外のプロモーションでも時折見かける切り口ではあるのだけど、その行為自身の宣伝効果はあまり期待せず、その行為を四方八方から注目させて紹介を受け、それが間接的に宣伝になるって方法がある。今件も多分にそれを狙った感がある......のであえて具体的な動画は紹介しない。
ユーチューバー自身にしても双方の努力や才能、そして運が成功するしないにおいては左右する。それはどのようなメディアでも同じ。ユーチューバーだけが皆成功するわけじゃない。それにしても......ホント、本末転倒ではある。アイドルの地方周りとは訳が違うんだけどねえ。
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