全ての人を納得させる難しさ。 pic.twitter.com/KIe5leBft3
— HERBAL 420JAPAN (@420HERBAL) 2015, 3月 22
数日前からツイッターのタイムライン上に何度となく登場しているこのお話。画像検索の限りでは数年前から存在しているようで、どうも東南アジアから中東系の記事が一次ソースらしいんだけど、検索のキーワードが英語の類でないこともあり、色々とノイズが混じってしまい、大本が見つからない。ただ、雰囲気として数か月前の「トリクルダウンのグラス」と似たような感を覚えたので、たどれる限りはたどり、大よそ語られている内容に間違いはない事は確認できた。
ただし、古い掲載分の解説ではは「何をしようとも人々は得てして文句を言うものだ」となっている。日本語として出回っている「全ての人を納得させる難しさ」とはちょっぴりとニュアンスが違うかな、という感はある。
@Fuwarin 「話の元ネタ」と言う意味では、イソップの「ロバを売りに行く親子」だと思います。こちらでは周囲の意見に振り回された結果、最後にはロバを死なせてしまっています。
— Mill=O=Wisp (@millowisp) 2015, 3月 22
なるほど RT @millowisp: 「話の元ネタ」と言う意味では、イソップの「ロバを売りに行く親子」だと思います。せかいのおはなし - しまじろうクラブ。http://t.co/tomJqE6Arh pic.twitter.com/bHEUuLvozD
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 3月 22
で、指摘の通り元ネタとしてはイソップ物語の「ロバを売りに行く親子」あたりで正解かな、と。親子では無くて老夫婦になっているけれど。ただ、イソップ物語の方では教訓そのものがさらに違っていて「人の言うことを何でも信じて聞いてしまうと、結局自分自身を見失い、大切なものも失いかねない」というもの。
しかしながら昨今の世情を見るに、それらの教訓よりはむしろ、
「全ての人を納得させる難しさ」。元ネタ探してみましたが、どうも数年前から中東か東南アジアで広まっているようで、詳細は分からず。話の続き&実態としてはこんな感じでしょうね(雑コラ失礼) pic.twitter.com/XxR2qmlmgK
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 3月 22
こちらの方がニュアンスが近い気がする。要は文句を言っていた人たちによる解決策とは、自分達が便益を享受することに他ならない。それが実現して、彼らの理想が達成できたとしても、また別の文句を言う人が出てくるだけの話。彼らの文句には正当性は無く、単に自己利益のために大義名分を掲げていたに過ぎない......というもの。
もう少しコラ技術、イラストの腕があれば分かりやすかったのだけれど(笑)
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