花粉症の対処薬の宣伝と、よくよく考えてみるとアレな話

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パッと見だけでさっと次のページに移行してしまったので文言は違っているのかもしれないけれど(10か月だったかもしれない)、あるニュース記事の広告に、今多くの人が目や鼻などにダメージを受けている花粉症に関して、8週間の実用で花粉症の症状が改善されるかもしれないとのコピーが踊るものがあった。「!?」マークをつけていても薬事法的にはどうなんだろう云々ってのはさておくとして。改善・花粉症、そして具体的な期日があることで、ちょっと目が行った事は否定しない。

で、しばらく他のページを巡回して気が付いた。8週間......ってことは大よそ2か月、だよね。

今から2か月も経過すれば、5月の下旬。その頃には季節の上でも花粉症のピークは過ぎている。対象となるアイテムを利用しようがしまいが、いずれにせよ花粉症の症状は穏やかになることは確定している。まぁ、年中花粉症の症状に苦しんでいる人なら話は別だけれど。

季節上の変化で花粉症の症状が治まってきた人も、やはりこのアイテムで症状が改善したと思ってしまうのかな、効用が出たと判断する・されるのかな。そう考えると、推挙されているアイテムの効用について、色々と思わずには居られないのは当方だけではあるまい。

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このページは、不破雷蔵が2015年3月23日 07:15に書いた記事です。

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