LINEが普及してから、携帯メールに送られてくるメールが顕著に短く、わりとぞんざいな感じになってきていて、LINEを使っていないものからすると、とても違和感を覚える。
— サイ / 三原卓也 (@rhinoeye) 2015, 3月 24
これは以前から頭の中でぼんやりと浮かんでいた疑問、というか引っかかっていたもので、この指摘に「ああ、なるほどね」と納得できそうな解答をつかむことが出来た感120%。携帯......まぁ、この場合は実質的にスマートフォンだろう......でやりとりされるメールの長さがやたらと短く、それこそ会話における一言的な、さらにぞんざいなものになってきたのは、LINEによるやりとりが増えて、相手への意思伝達における文章に関し、「短く、会話みたいに、ぞんざいとも受け取れるようなもので」という書き方に慣れてしまい、普通の電子メールでもそのスタイルで書いてしまうというもの。
ビジネスメールでも不要に長くするな、端的に内容を書け、タイトルには余計な事を書かずに一目でわかるようにしろ的なものがある。その観点では、短い文面のメールって傾向は、別に悪い話では無い。ただそれが顕著に、極端に短く、しかもぞんざいとなると話は別。まるで同じ立ち位置にある人への口頭によるざっくばらんな会話のようなテキストが、電子メールで送られて来たら「ファッ!?」となるに違いない。本人は気が付いていない、さらには「分かりゃいいんだろ」的な開き直りをするかもしれないけれど、LINEの多用でそのスタイルに慣れてしまうと、後々面倒なことになるのかも。
「引っかかっていたので」というのは、電子メール以外での話。ヤフー個人オーサーの権限における、報道記事への補助解説コメントには一定の制限があり、文章量も限られている。その中で極力情報を詰め込んでいるのだけれど、「長い」「多すぎる」との意見をちらほら見受けている。それこそ原稿用紙1枚程度の文章が「長い」って感想はちょっとどうなのかな、と思っていたのだけれど、該当文章がパソコンだけでなくスマートフォンでも閲覧されうる、さらにLINEなどのような短文でのやり取りに慣れていると、その程度のボリュームでも「長い」と判断してしまうのだろう。
あれかなあ......。悪質系まとめサイトの肯定派の意見でも色々と頭の中にぐるぐると渦巻くものがあるのだけれど。携帯端末向けに、ニュースのダイジェスト的なものの解説コンテンツなんてのを創った方がいいのかなあと思ったりもする。ライブドアのブログサービスで、スマートフォン向けの部分において、もう少し管理側の融通が効けば、すぐにでも始めたいところではあるのだけれどね。需要があるか否かは別として。
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