経営コンサルの方が感情論で内規を云々するのはいかがかな、と想いコメント 「多大な貢献」に1億7千万円=原田氏に退職金―日本マクドナルドHD(時事通信) - Yahoo!ニュース http://t.co/TdHUQkf2Hj
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 3月 26
日本マクドナルドHDは退職慰労金の金額について、「これまでの多大なる貢献に報いるため、規定に定める基準により相当額の範囲内で決めた」(広報)と説明した。
......ということで、マクドナルドの元トップで現在ではベネッセで色々と顔を出している原田氏の退職慰労金などについて報道があり、それに関して高すぎるだのという話が、その筋の専門家からも含めあった件について。
役員の退職慰労金は定款やら株主総会の決議で決定される、年功制の強い制度で、勝手に減額やら増額は出来ない仕組みになっている。業績連動性が無いので、批判も多く、最近では廃止される傾向にある。まぁ、お手盛りになりやすいので、個人事業以外ではあまり良くは思われない。今件のように。
ただ、いわゆる「市民感情」云々で、その筋の専門家が疑問を呈してしまうのは、逆に問題だな、と。
今件の場合は広報のコメントが蛇足で、「これまでの多大なる貢献に報いるため」は不要。反発を受ける事は理解できているはずで、理解できていないのなら現状認識が甘すぎる。単に「規定に定める基準により相当額の範囲内で決めた」として、あとはノーコメントでOK。
むしろ今件のような話をきっかけに「問題多いので退職慰労金制度を廃止するね」とでもすれば、マクドナルドへの評価も随分と変わったことになっただろうに......ピンチをチャンスにする機会を逃した感は否めない。
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