「ユーチューブに火を付ける動画が投稿されているのを見て、自分でもやってみたくなった。やったらすっきりしたので続けてやった」 Reading:東京の連続放火 中学生を児童相談所に送致 NHKニュース http://t.co/LMYtwz5RVz
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 3月 27
警視庁によりますと、男子生徒は非行事実を認め、「ユーチューブに火を付ける動画が投稿されているのを見て、自分でもやってみたくなった。やったらすっきりしたので続けてやった」と話しているということです。
悪影響を受けるから、真似をするからとの理由で、昔は漫画を読んではいけないとする大人の声が高らかに響き渡っていた。それがテレビになり、今後はユーチューブなどの動画になるのかなあ、という感想を抱いた事件。まぁ、今でもテレビを、漫画を見るなって声はあるので、そこに動画が加わることになったのかなと。
事件としてはユーチューブの放火動画を観て面白そうだと思った中一の人が真似をして放火、それが面白かったので繰り返したというもの。逮捕では無いのは、14歳未満であることから触法少年扱いされるため(14歳未満は刑罰法令に触れる行為をしても罰せられない)。
どのような媒体に触れても、興味を持てば真似をしたくなるものだし、それが良い行為なのか否かは個々の特性、周囲の啓蒙に依る。それこそ教科書や先生の行為を見ても、真似をしてお痛をしてしまうことはありえる。その時に教科書を読むな、先生に近づくな、といえるかな? 結局は大人が子供に逐次啓蒙をしていくしかない。
ただユーチューブなどの動画の場合、その啓蒙について大人がやりにくいってのがある。加えて仕切り分けがしにくいのも問題といえるかな。一応規制の類はあるけれど、昨今のユーチューバー騒動をはじめとして、掲載されている動画の多くは、R18指定こそチェックされているけれど、社会観が構築されていない人が見たら「まずいかなあ」という映像が山ほど。それこそ、18禁雑誌も含めてあらゆる雑誌が自由に読める図書館で、好き勝手にしていいよと言われているようなもの。
規制そのものは難しいところがある。ただ少なくとも、大人サイドとしては動画サイトを見る時の注意事項位は教え諭すべきではないかなあとも思ったりする。便益は大きいけれどリスクも大きいからね。一律規制はもったいない。
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