北九州名物の「くろがね堅パン」なるものがステキらしい

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「くろがね」とは鉄を意味する言葉で、大正時代に官営八幡製鐵所(現在の新日鐵住金㈱八幡製鐵所)で生まれたお菓子です。


「堅パン」は大量に作って長く保存できるように、水分を極力少なくすると鉄のように堅いものが出来が りました。「くろがね羊羹」の重さは160gで長さは13cm。作業着の胸ポケットに差して、作業の合間にかじった 製鉄マンもいたそうです。昼夜を問わず稼働し続ける工場を支える労働者の、大粒の汗と疲れを癒し、回復 させるために、あえて強い甘みがでる上白糖を使っています。



通常販売されている乾パンは賞味期限が半年ぐらいしかなく、備蓄用となると3年から5年は持つのだけれど味わいの上で単調なため、備蓄した場合その差し換え時における消費がエライことになる。似たような仕様を持つ、何か別のステキアイテムはないものか......と探していたところ見つけたのが、このくろがね堅パン。元々量産・長期保存を前提として創られたもので、水分が極力少ないため、ガッツリと堅いのだそうな。

袋に入れたタイプのものはリリースでは言及されていないので不明だけれど、スチール缶入りの「保存用くろがね堅パン」は5年間保存が可能とのこと。これなら十分以上に、防災用の保存食になる。ガッツリと堅いので、空腹時における満腹感を得られるという点でもマル。ただ、歯の弱い人には向いていないので、その点は注意かな。

調べてみると単純なパンとしてだけではなく、ココアとか色々な味わいのものがあるとのこと。色々と状況が回復して、防災用の食材の差し替えが必要になった時には、これを候補にしておこう。備えあれば憂いなし、と。

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このページは、不破雷蔵が2015年3月28日 07:05に書いた記事です。

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