炎上して特定されてる某中学生YouTuberを見ていると、もしかしたら自分がもう少し遅くに生まれて、YouTubeにハマるなどの条件が揃っていたら彼と同じ事になっていたのかもしれない。
これは極端な話だけど。
他人は未来もしくは過去の自分を映す鏡であると思う。
— しちょー??????? (@jun11431) 2015, 3月 15
単なる火や炎では無く「炎上」との言い回しからも分かる通り、過熱化し、まさにヒートアップする形で当事者には手が付けられない状況になること(多分に当事者自身は責められる立場)を「炎上」と呼んでいる。先日某中学生のYouTuberがちょっとした「お痛」の暴露から逆切れ、そしてそれに対して不特定多数の逆切れへのノリ的(不法)制裁がなされ、エライことになってしまった事案に対する感想。
具体的に何が起きたのかについてここでは詳細は触れないけれど、指摘の通りタイミング次第では誰もがこのような状況下におかれ、同じような対応をしてしまい、同じような炎上事案の当事者となる可能性があった。謙虚さが何より欠かせない、そして「人に見られる可能性がある場面では、プライベートでは無いという前提で行動しなきゃいけない」という現在のルールを、中学生の段階でしっかりと認識できていたかどうか。自分自身の「もしも」を想像すると、とてもとても怖いものだ。
やや面倒だけどまだ火種は小さくて、いま対処すればメール一本で対処できそうだけど数日放っておくと大変なことになりかねない案件が2?3本たまっていて、出勤途中には「午前中に片付けられるな」と思ってたんだけど、今になって「これ放置したらどうなるんだ」と無駄なワクワク感が出てきた。危険。
— たられば (@tarareba722) 2015, 3月 18
世の中の業務上の「大炎上」の8割くらいは、火種の段階での誰かの「めんどうくさい」が積み重なった結果なんだよなー。と、目の前でちらちらと揺らめく火種を見ながら思うなど。
— たられば (@tarareba722) 2015, 3月 18
「ネットで炎上する事例」の半分以上は、叩かれる当事者が相手に敬語とかをちゃんと使って会話してれば、避けられたか、穏便に騒ぎを抑えられたと思います
— MURAJI (@murajidash) 2015, 3月 21
炎上事案の多分は謙虚さで回避出来うる。それは言葉に限らず行動にもいえる。ただ一方で、心の中に、指摘の通り「もし火をつけたらどうなるのかな」というイタズラ心も皆無ではないのは否定できない。かさぶたをほんのちょっぴりずつはがしてみたり、映画のチケットの切り取り線をちょっとずつ力を加えてみたり。
でも、だからこそ、面倒くささや誘惑を乗り越えるだけの英知と慣習化こそが、炎上を防ぐのに必要な手立てとなるのだろう。それには啓蒙と経験が欠かせない。そして恐らくはこれらもまた、「パソコンを使える」周りの話でも触れた、情報リテラシーの類に含まれるのだろうね。
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