長門有希ちゃんの消失 (8) 読了

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先日アマゾンから届いて撮影だけしておき、昨日のお昼にばっと読んだ上での感想。ツイートし終えた後、最初から記事にしておけばよかったと思い返し、こんな感じで再編集。

完全単行本派なので気が付かなかったけど、前巻から随分と雰囲気が変わってる感。パッと見では変わらないように見えるけど、人物描写の際のタッチ、コマ割りの仕方、カメラワーク的なもの。別作品のようにすら覚える(特にアングル的な切り口が大きく変わっている)。どちらかというと映像化を意識した変化の雰囲気もあるけど、単に技量的な向上なのか、意図的に変化を持たせたのか、ストーリーに合わせての変更なのか。いずれにしても興味深い。

内容はネタバレになるのでノータッチ。原作のキャラ設定の上で「人間」の部分を活かしたまま、普通の世界観だったらという設定を上手く活かした、良い作品に熟成つつあるのには違いない。「同人誌」という評価もあるけれど、それのプレミアム版とも表現できる、かな。良い意味でのスピンアウト。


帯の部分には今作品のアニメ化の話が盛り込まれている。4月3日から放送予定。キャラの写真が掲載されている......けれど、イメージが一部違うので調べてみたら、制作が京アニからサテライトに変更され色々変わってるそうな。まぁ一新という意味もあるし、エンドレスエイトで色々とナニがアレで以下略。

声優は以前のアニメと変更なしとのことで、これは英断&評価したい。以前のアニメを観ていた人も、違和感なくアクセスできる。それにしても、原作がすでに失速、アニメ版も過去の作品と化した後で、スピンアウト作品が継続され、評価を受け、アニメ化されるというのも感慨深い話ではある。出来栄え&評価に期待したいところだな。今件作品と共に。

......って表紙の折込部分を観たら、あと数巻は続くとある。見方をかえればあと数巻で終わらせるとの筋書きがすでに出来ているってことになる。よいまとまり方をした作品になりそうだな。

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このページは、不破雷蔵が2015年4月 2日 07:27に書いた記事です。

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