マクド3月月次 客数-23.5%、客単価-7.5%、売上高-29.3%(前年同月比、既存店)。全店売上は-29.5% https://t.co/pq9VwzJBoW
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 4月 8
元々新体制に入る前後から、脱デフレ感を受けて、さらに食スタイルの変化やこれまでの無茶ぶりの反動が出てきたこともあり、さらに昨年夏の鶏肉問題や異物混入問題など、相次ぐトラブルとその対応への手際の悪さから、あっという間に客が言葉通り引いてしまったマクドナルド。他の類似外食産業も相応に苦戦はしているけれど、マクドナルドの状況はやや異常。ひずみが一気に出た感じ。
"3月は、「ロコモコバーガー」やハッピーセット「ドラえもん」がお客様に大変ご好評いただき、売れ行きが計画を上回りましたが、昨年のマーケティング施策との差や前年同月に比べ土日祝日が2日少ないことの影響もあり"
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 4月 8
......これはかなり厳しい。比較対象の2014年3月は客数-8.3%、客単価+6.3%、売上高-2.6%(前年同月比、既存店)。全店売上は-3.0%。客単価は反動でマイナスもあるけれど、売上や客数はむしろプラスへの反動が期待できるのに。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 4月 8
マクド3月・2年前同月比(試算)は 客数-29.8%、客単価-1.7%、売上高-31.1%(前年同月比、既存店)。全店売上は-31.6% 2年間で売上・客数共に約3割減少
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 4月 8
消費性向の変化、相次ぐトラブルとその対応の失敗、それらの相乗的な影響が色濃く出てる感が。以前記事にもしたけど ( http://t.co/w3P1Eie1o6 )マーケ部門が好調期の思考のままで止まっている気がするのですよね。どうもピントがずれている感が。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 4月 8
クレーム受付アプリの新設や原材料の詳細データ公開など、細かい部分を一つ一つ見ていくと、それなりに対応をしている、善策を成していることは分かる。ただ、それ以上にヘタを打っているのと、的外れの施策が多くて、流れを食い止め変えるまでには至っていない。例えるなら、大きな穴が開いて船が沈みそうなのに、お茶わんで水をかき出している感じ。今必要なのは排水ポンプなどで大量に排水する事と、穴が開いている場所を特定して早急にその穴を埋める事。そして何よりも水の流入を加速化させるような、船の動きを止める事。
にも関わらずかじ取りをしているマーケ部門的なところが、次々に......うーん、そうだな、絶好調の時と同じようなことを繰り返している気がする。荒波の中にあるのに、好天候の時と同じような対応をしている、そんな感じ。
あの「妖怪ウォッチ」の力を用いてですら、流れを変える事はできなかった。周辺環境が再び激変する気配はない。根本的な手術が必要な時期に来ているのではないかな。
コメントする