俺も、DQNネームを付けようとしてる母親ってのを見たことがあるが、絶対に他人の意見を受け付けない、ある種の発狂状態になってると言える。ただ、
「ああ、発狂してんだな」
と即座に割り切ってプロの姓名判断師を雇ってDQNネーム阻止したその兄貴はマジで頭がいいと思った。
— Herokey Ave (@ABC1970) 2015, 4月 17
名称に関する価値観は人それぞれなので、一概に「DQNネーム」とカテゴライズ化することは、実は問題がありそうな気がするのだけど。常識と良識の範ちゅうで仕切り分けしても、ちょっとそれは無いだろうというネーミングを自分の子供にしてしまう事例はゼロとはいえない。時折ネット上に出回ってくる「想定しがたい子供の名前リスト」の類も、どこまでイタズラ・フェイクなのか、実在するものなのか、判断がつきにくいというのが正直なところ。子供自身が自由につけたのならともかく、保護者、とりわけ母親によるところが大きいというのも、見聞きした範囲では多い気がする。まぁこの辺りは統計をとってがっつりとやるのが一番なんだけど、そもそも論としてのDQNネームの仕切りが色々と面倒だろうな。
それはともかく。指摘の通り、奇妙な、周囲の助言に耳を貸さない状態ってのは、えーと、何だ、悪質系の新興宗教に没頭している状態みたいな感じかな。数百万円のツボを買わされて、ああこれで私は絶対に幸せになれる、とか。あるいは軽いパニック状態に陥っているのかもしれない。
そんな時に、毒を以って毒を制すがごとく......というと語弊があるかもしれないけれど、姓名判断師を召喚し、そのDQNネーム的なものの適用を回避させたってのは、賢い切り口と言える。名前に関してある種のトリップ的信奉状態に陥っているのだから、同じ信奉軸における権威を使って説得させるという次第。
「就職に不利になる、エントリーシートで弾かれる」
という親族の合理的な説得は効かないけど、
「短命になる」「あなたの死に目に会えない」「大病を患う」
という姓名判断の寝言はビックリするぐらい信じるんだよな。
バカだから。
— Herokey Ave (@ABC1970) 2015, 4月 17
大都市圏だったら、DQNネーム阻止専門のインチキ姓名判断師ってバイトが、本当に成立するかもな。
DQNネームを阻止したい親族のアイコンタクトで、DQNネームがもたらす悪運をガンガン言う感じで。たまに、「それブラジルでは放送禁止用語です」とか交えながら。
— Herokey Ave (@ABC1970) 2015, 4月 17
男子と確定してる場合、
「あなたの赤ちゃんは戦国の剣豪の加護を受けているので、戦国大名から名を頂くと、屈強壮健な日本男児に育ちます」
という説得法もあるらしい。女の場合も、なんかあるだろうな。
— Herokey Ave (@ABC1970) 2015, 4月 17
結局名前付けの過程でトリップ状態に陥っている場合は、正論を語っても聞き入れるはずがないので、同じ世界観で説得する必要が出てくる。これは姓名判断云々に限らず、覚えておいて損は無い発想に違いない。まぁ、その説得が必要な場合なら、ということだけど。
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