阪大とケロッグが手を結んで無料朝食を提供し始めるようです

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大阪大学では、新入学生のキャンパスライフの始まりに合わせ、豊中キャンパス内の学食「図書館下食堂」において、 大阪大学未来基金、日本ケロッグ合同会社(以下、ケロッグ社)、大阪大学生活協同組合(以下、阪大生協)の産学連携による「阪大×ケロッグ "栄養バランス満点" 無料朝食セット」を4月9日(木)から提供します。

指摘の通り昨今では大学の福利厚生や生徒支援の目的で、学生に廉価で朝食を提供するサービスがちらほら出始めている。大学生が金欠なのは今に始まった話ではないけれど、学生確保がこれまでにも増して重要視されるようになった大学界隈では、いかに学生を確保するかの訴求ポイントとして、朝食の整備にスポットライトを当てた次第。発想は悪くない。インフラは学食をそのまま使えるし、大義名分もあるし、アピール度も大きい。

今件はケロッグと共同で、ケロッグ社のシリアルと牛乳やヨーグルト、さらに卵やフルーツなどのセットを、200食限定で提供するというもの。コストは大阪大学未来基金が支援。この類の朝食提供話だと、大よそ和食的な、それこそ旅館の朝食的なものばかりだったので、ケロッグ社も黙ってられないってところなんだろう。大学時代に「朝食はシリアル」という慣習を身に着けてもらえれば、中長期的には需要の拡大も望める。企業アピールにはもちろんプラス。悪い話では無い。

今後、他の食品メーカーがどこまで追随するか、あるいはさらなる切り口を見せる事になるのか。ちょっと注目したいところではある。

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このページは、不破雷蔵が2015年4月 1日 06:13に書いた記事です。

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