ローソンが介護拠点的なコンビニをつくったようです

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ローソンは高齢化や健康意識の高まりを受け、社会変化に対応した次世代コンビニモデルの構築に取り組んでいます。ウイズネットは埼玉県を中心に地域密着型の幅広い介護サービスを展開しています。ローソンとウイズネットは、お互いの持つ専門性を生かし、シニア(アクティブシニアから介護を必要とされるシニアまで)及びご家族の方々の生活や健康をサポートする機能を付帯した新たなコンビニモデルを構築してまいります。なお、両社は今夏を目処にケア(介護)拠点併設型店舗の2号店を埼玉県さいたま市内にオープンする予定です。

当方が通院している病院にも出張所的なコンビニが入っている。昔は普通の売店だったらしいけれど、流通システムなどを考えるとコンビニに任せた方が病院もコンビニもメリットが多いってことなんだろう。駅売店がコンビニと入れ替わるってのと同じ理由。いわばシステムユニット的な形でビジネスそのものを売りに出しているわけだ。メンテナンス・運用サービス付きのプラント輸出みたいなもの。

で、今件は介護サービスの拠点とコンビニを一体化し、より機能性の高い拠点としてしまおうというもの。元々介護施設には多様な需要が発生するという点では病院などと同じだし、直接介護施設を利用していない人でも、地域社会の生活拠点となるのでポイントは高い。過疎化、買い物難民問題にも対応しうるモデルとなるかもしれない(概してこれらの問題が発生しうる地域はダブるもの)。

ドラッグストアとの提携、一体化ってのは良く聞くし、病院内のコンビニは今や当たり前の話だけど、介護施設と連動とはねえ。品揃えも「コンビニの標準的な商品に加え、シニアの方々にお馴染みの菓子、日用品、雑誌・書籍や介護関連商品を品揃え」とあるし、さらに「 ウイズネットの配食等の在宅サービスと連携し、ローソン商品をお届け(お買物サポート)」なんてのも用意されるとなれば、さらにサービスの幅を広げて地域社会向けタイプのコンビニのスタンダードモデルの模索もできるかも。

まぁその分、コンビニ店員自身の負担が重くなりそうなので、その辺りの考慮が求められるだろうけれど。

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このページは、不破雷蔵が2015年4月 4日 06:21に書いた記事です。

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