へーー QT @animesijyuku: ◎鉛筆で常にシャープな線を引く方法。
アニメーターはみんなこれをやっているのでそんなに何度も電動削りの音させません。
やたら音してるところは新人さんの机です。pic.twitter.com/YmfT7mFk5n
— 大波コナミ(輩) (@moja_cos) 2015, 4月 3
節約の工夫には頭が下がるけど、そのせいで絵が描きにくくなると感じるのは本末転倒なんで、画材やその使い方は贅沢した方がいいと思ってる、自分の場合は。
— Atsushi Aono (@at_sushi_01) 2015, 4月 3
どんな仕事でも言えることだなぁ。オレも校正の仕事をするときは、参照する原稿に書き込みしたりアオリ校正したり出来るようにすぐコピーするけど、これも紙の無駄と感じる人はいるわけで。
— knt(黒猫亭) (@chronekotei) 2015, 4月 3
お金は多種多様なサービスや物品の姿形を変えたもの。それこそ時間までもがその価値として内包される。雑な例えとして、物理学的な時間をお金で買うことは出来ないけれど、お金で自分が消費する時間を短縮させることはできる。歩きで3時間かかる所を電車賃を払っていけば30分でいけるので、2時間半を電車賃分で購入できたという感じ。
デフレ時代にとりわけ浸透した節約志向から、たとえ手間暇をかけてもお金の出費を抑えることが美徳であるかのような風潮がまん延してしまった。それはそれで一つの正論には違いないのだけれど、費用対効果を考えると首を傾げるところもある。上記電車賃の例なら、電車賃を払う位なら2時間半余計に歩くのは節約になるけれど、それで遅刻をしたら元も子もないし、行き先の限定市で良いものを買い逃してしまうかもしれない。
今件の指摘にもある通り、ちょっとした節約の仕方が、逆にリスクを上乗せしてしまい万一の時に節約した以上の損失を被る可能性が出てきたり、成果物の質を下げてしまうことがある。一見すると何ら違いは無いように見えるけれど、そこかしこで、少しずつ生じる影響。その積み重ねが体現化した時には、もう後戻りが出来ない程酷いことになっているような......そう、例の某大手ファストフードで起きてしまったと言われている、改善化・コスト削減の顛末みたいな話。「画材やその使い方は贅沢した方がいい」ってのは至極名言。良いものにはそれなりの理由があり、それに触れ続け使い続けることで、効率が維持されるのはもちろんだけど、良いものに対する感性が磨かれるってのもある。その逆が安物買いの銭失いってところ。
あと、Excelやワードで配布された資料は可能な限り拡大して片面出力するけど、若い同僚は枚数が増えるのを嫌って縮小で両面出力したりする。たしかに紙は節約出来るけど、それでミスするリスクが増えたら意味がないと思う。
— knt(黒猫亭) (@chronekotei) 2015, 4月 3
まあ、若い人は目がいいし体力もあるから、多少非効率的な作業でもこなせるんだろうけど、歳取ってきて目が悪くなったり体力が落ちてきたら効率を考えなきゃ仕事なんか出来ない。
— knt(黒猫亭) (@chronekotei) 2015, 4月 3
オレも今は大概安いギャラで働いてるけどさ、A4一枚コピーや出力してどのくらいランニングコスト掛かるか知らんが、それをせずに作業することで生じる時間当たり単価の非効率性って絶対高く附いているはずなんだよ(笑)。
— knt(黒猫亭) (@chronekotei) 2015, 4月 3
作業効率が老化によって低下するので、無茶が出来なくなるってのは一因として確かにあるのだろう。それと同時に、歳を重ねるに連れてやること、やらなきゃならないことが増えて、一つのタスクにかけられる時間、リソースが減ってしまうってのも、効率化を強く求める理由じゃないかな。新入社員が概して単純作業に没頭し、昇進するに連れて色々と複雑なことをマルチタスクでするよう求められるってのが良い例。
A4一枚コピーして何十円掛かるかなんて知らないが、それをせずに作業することで一五分くらい余計に時間が掛かるんだったらどう考えても非効率的だよな。常駐で専従者雇ってコンスタントに作業回してるってのは、効率的に作業が廻ることによる利便を買ってるってことだろう。
— knt(黒猫亭) (@chronekotei) 2015, 4月 3
オレも勤め人ならそろそろリタイヤの時期に掛かる年齢だから、その歳でフリーの何でも屋みたいな仕事をしているとしみじみ感じるのは、この年齢になったら没頭して時間を忘れるような仕事の仕方はしちゃいけないなってことで。
— knt(黒猫亭) (@chronekotei) 2015, 4月 3
入れ込んで没頭して、気が附いたら一時間も二時間も経ってました、本日の作業予定が大幅に狂ってきました、みたいな先の読めない仕事の仕方をしていると、残業代が出る勤め先なら相手に迷惑を掛けるし、出ない勤め先なら自分が損をする。そう謂う仕事の仕方をしちゃダメなんだよな。
— knt(黒猫亭) (@chronekotei) 2015, 4月 3
@secilia2010 オレはもう、作業がどんなに中途半端だろうが、決まった時刻には必ず休憩することに決めてますけどね。たまに入れ込んでハッと気が附くと五分くらい遅れてたりすると焦ります。入れ込んで時間忘れちゃダメなんですよね。
— knt(黒猫亭) (@chronekotei) 2015, 4月 3
特定業種の専従が長いと、基本的には時間の読めないような仕事の仕方しちゃダメなんだよな。
— knt(黒猫亭) (@chronekotei) 2015, 4月 3
仕事だとね、一時間幾らってハッキリ金額が出ちゃうから、フリーランサーは時間が読めないとダメなの。
— knt(黒猫亭) (@chronekotei) 2015, 4月 3
これは非常に分かりやすい例で、ちょっとした出費を抑えるために、余計に費やすコストが、効率面からそろばん勘定をすると「割に合いません」的な回答となってしまうもの。
あと、歳を云々ってあるけど、これは歳に関わりなく、没頭しすぎるってのは注意が必要だなってのを思い知らされる。遊びの部分が無く、調整が難しくなるような仕事を求められるに連れ、その遊びの部分がある前提で作業をしていると、玉突き事故が起きやすくなってしまう。仕事の場合は特にそう。時間割で時給計算が出来てしまうからね。数時間無駄にすると、いくらの損失となるかってのが、ぱっと頭に出てしまう。
そして「どんなに入れ込んでいても、中途半端な状態でも、休憩を入れる」ってのはとても大切な話。夢中になった方が効率よく仕事を出来ることも多いけれど、その分消費するエネルギーも大きく、加速の時点で過負荷が生じている。そのままの状態を継続していると、オーバーヒートする。定期的な時間にコーヒータイムを設けたり息抜きをするなどの、気分転換が必要。フリーな職種でそれが難しい場合は、例えば一定時間ごとに作動するタイマーなどを用い、アラームが鳴ったら一休みって形にすればいい。当方も自宅で作業をする場合はその手法を使っている。
ともあれ、節約はやり方を間違えると自分の身体の過負荷や質の低下、時間の浪費を招くことになる。それでも節約をすべきか否かは、個々の状況によって異なってくる。そもそも論として、なぜそこにお金が発生しているのか、自分が対価を支払っているのかを考えてみれば、本当に節約すべきか否かは分かってくるんじゃないかな。
以前ちょっと話したかもしれないけれど、5本100円のボールーペンを買ってもすぐにインクが出なくなったり線がかすれて全然使い物にならない、1本150円のちょっとしたものの方がよほど使いやすく長持ちする。あるいはソーシャルゲームで数日かければ達成するイベントを、課金を使って数分でクリアできる場合、その数日をかけるだけの労力と、課金分のコストを天秤にかけたら、自分にとってはどちらが本当にお得なのかな。「お金」そのものの存在意義と共に、考えてみるのもアリかもしれない。
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