モバゲーのマイページ行ったら
「怪盗ロワイヤルがシティーハンターとコラボやってる」と
ポップアップ広告が出たので戻ってみた。
怪盗ロワイヤルもカムバックミッション実装したのか。
大手もやってるってことは、ある程度効果が見込めるのかね pic.twitter.com/gJqii3GJTz
— かじめ焼き (@kajime_yaki) 2015, 4月 6
怪盗ロワイヤルのカムバックミッションは、こんな感だった。
1:ミッション実行、
2:要員を配置、
3:スキルガチャ実行、
4:スキルのセット、
5:レベルアップ回復、
6:カンパニー所属、
7:スキルの強化、
8:スキルの進化、
9:2日目ログイン
— かじめ焼き (@kajime_yaki) 2015, 4月 6
怪盗ロワイヤルのカムバックミッションは、
自分がカムバックの行動と継続率の相関を解析して「この行動を取ったユーザは継続率が高い傾向にある」となったキー行動を網羅してるね。
やっぱり、どこも掴んでる情報と取る対応は同じなのね。
逆に言えば、自分の解析の方向性は間違ってなかったと
— かじめ焼き (@kajime_yaki) 2015, 4月 6
昨今ではスマートフォンのゲーム市場も飽和状態で、特に一度アンインストールされたらほぼ永久の別れとなるネイティブアプリの市場が色々とカオス状態になっているとの話。それと比べればまだ利用者が戻ってくる可能性が高めなウェブアプリ(ブラウザゲームみたいなもの)でも、どれだけ多くの人を利用者として引き止められるか、一度去ってしまった人を再び呼び戻すかに余念がない。
で、感心させらたのがこの話。「カムバックミッション」とは言い得て妙な表現だけど、一度去った人に向けてこんな特典があるよ的なアピールをして、再度リピーター化するようなアプローチをするというもの。
その上で、恐らくはこれまでの各種カムバックミッションの実例、実証実験的なもののデータを積み重ねて分析し、このような切り口でアプローチして施策を行えば、試しに戻ってきた人が再びリピーターとなる可能性が高い行動を抽出して組合せ、もっとも効率が良い、つまりリピーターに戻させる可能性が高い施策をカムバックミッションとして提供する。
繰り返しの検証と一定数の統計データが必要になるので、運営体力と一定のベース会員数が必要になるけれど、その前提条件があれば統計学の応用みたいなもので、地味ではあるけれど奇抜な話では無い。アマゾンがやってる「こんな商品」云々とかいう、関連商品の類の表示も大よそは同じ。
とはいえ、この類の地味な施策の繰り返しが、中長期的には大きな差となって表れるんだろうなと思うと、感慨深いものがある。
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