小中高校生のソーシャルメディアなどの利用とセキュリティ意識との関係

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先日本家サイトで掲載した【小中高校生のコミュニケーションツールの利用状況をグラフ化してみる】に関して、このような意見。確かにセキュリティ意識によるコミュニケーションサービス、具体的には電子メールとかソーシャルメディアとかチャットとかの、利用傾向の違いはあるようにも思えてくる。あー、でも。セキュリティ意識が高い方が利用率も高いんだろうか、それとも逆に低い方が......???

ということで実態を調べてみた。


結果としてはこんな感じ。「分からず」は回答数そのものが少数なのでぶれが生じている可能性は高いので考慮外として。小学生・中学生はインターネットのリスクに関する啓発学習の経験がある人の方が、利用率は高い。これは保護者側から「ちゃんと勉強するまで触らせてあげません」的なところがあるのかもしれない。

ところが高校生になると逆に、啓発学習をしていない人の方が利用率は高くなる。ちょいと首を傾げてしまうのだけれど、あるいは怖いもの見たさとか保護者のセーブが効果を発揮していないとか、自分自身の経験・勉強した分で安全対策は大丈夫だという自意識の強さによるものかもしれない。......まあ3.6%ポイントの差なんで、単なる誤差の可能性もあるのだけどね。これは来年以降の動向を見極める必要あり。

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このページは、不破雷蔵が2015年4月 8日 06:44に書いた記事です。

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