鉄道業界初!ヘッドマウントディスプレイを用いた運転シミュレータを開発 (東急) http://t.co/eUT4G6nF6D pic.twitter.com/54FE1dwFYE
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 4月 10
本シミュレータは、体験者がヘッドマウントディスプレイを装着すると、現実の走行環境をCGで再現した360度の仮想空間内で、研修が行える「体感型教材」です。本シミュレータを使用することで、本番さながらの臨場感と緊張感が味わえるほか、従来の大型シミュレータに比べて半分以下のスペースで設置でき、導入コストも約30%削減できます。
通常の視界以外に多様な情報を表示することもできるので、軍用などでボンガボンガと普及が進んでいるヘッドマウントディスプレイ(HMD)。視界を代替させられるってことは、見方を変えれば実在しない情景を投影してその場にいるように思わせることもできるわけで、シミュレーター系にはうってつけな機器となる。
素人目にはコストがかかるんじゃないかなという不安もあったけど、説明によれば従来のシミュレーターより安価とのこと(ただ「導入コスト」とのみあるので、運用コストはどうなのかなという不安が)。しかもスペースも半分以下で済む。この類のは大よそゲームにすぐに考えが回ってしまうけど実用としての利用に期待がかかる。訓練はもちろんだけど、啓蒙用の疑似体験の機会提供とか、簡易的な試験とかね。例えば高齢者の運転免許における技能チェックに使うなんてのは......とか思ったりして。
列車の運転に限っても、地方の観光地路線と組み合わせることで、観光客誘致にも使えそうな気がするな。
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