専門家から見た「ねこあつめ」の庭園分析。世界観を広げる良い記事の好例 「ねこあつめ」の日本庭園を真面目に鑑賞する http://t.co/R6YH2AP354 pic.twitter.com/ygb7P28k4W
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 4月 10
先日広告モデルについてのステキさを解説した、環境アプリの「ねこあつめ」。先日のアップデートで拡張要素の一つとして庭園が加わったことは良く知られた話ではあるけれど、その庭園に関して専門家......というか、現在新潟市によって公営化され保存されている旧齋藤家別邸を管理している運営グループによる、本格的な庭園の専門的分野からの解説が行われた。
詳しくはリンク先から確認してほしいけれど、ゲームに登場するさまざまな庭園の要素を事細かに、専門的な視点で、しかも分かりやすく解説している。本当に「ねこあつめ」に登場した庭園で、そこまでの主旨があったのか否かはともかくとして(多分にノリの部分もあるんだろうな。柱の部分は「柱が無くとも屋根を支える匠の技」と説明しているけれど、これ多分表示の上での演出による、表示を略しただけに過ぎないんじゃないかと)。
実物の旧齋藤家別邸と比較する形で、「ねこあつめ」の庭園のさまざまな様式や趣を解説すると共に、庭園そのものの興味関心もかきたてるような解説をしている。同サイトの「ご案内」の過去のデータを見ても、このようなスタイルの記事は見受けられない。「庭園」への興味関心を持たせる良い機会と思ったのか、関係者が「ねこあつめ」に夢中となっているのか......ああ「旧齋藤家別邸の担当ももちろん楽しんでいます。スタッフやお客様にもフリークが多いようです」とあるから、双方なんだろうな。
ともあれ。ゲーム内の要素に関して、専門家の視点で詳しく、そして優しく、ゲームの世界観を広げるような、この類の解説はとても高く評価できる。「ねこあつめ」で遊んでいる人は、ぜひ一度はチェックをしてほしいな。
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