あー。。。謎が解けた (実質賃金)=(労働者が受け取る賃金の総額)÷(賃金を受け取る労働者の数)÷(物価の基準年比) 実質賃金は「あなたの賃金」ではない http://t.co/Z0AF5G8yA6
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 4月 13
2014-08-02 実質賃金が下がっても「国民」が貧しくなるわけではない http://t.co/pjCwX3cMc3
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 4月 13
G-12表 産業別賃金指数(名目)(各月の1人平均現金給与総額÷基準数値)×100 http://t.co/ETbd142EiD
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毎月勤労統計調査全国調査で作成している指数等の解説 http://t.co/434jM1zOHn pic.twitter.com/OPJtNUmLpd
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先日から頭の中でもやもやとしていた事案の一つ、実質賃金なるものの動向について、ちょっとばかり解法の糸口が見えてきたので、覚え書きも兼ねて。
物価上昇分を考慮した実質賃金は22か月マイナスだ云々という話が、大よそ左側の方々から繰り返し残響音のように語られていて、確かに公的文書からの抽出ではあるのだけど、昨今、特に選挙前にそのような動きがみられる場合、大よそ何らかのトリックが含まれているという経験則もあり、気になっていた。昨年末あたりから漸次チェックを入れているように、就業者の構成要素も団塊世代の再就職や女性中堅層の非正規雇用の急増で、大きく変化しているので、それに関する考察が加わってないのは変だよな、というもやもや感。
で、先日ちょいと別件で調べた際に目を留めた記事から芋づる式にチェックをしたところ、大よそ目安はついた感がある。実質賃金は就労者全体の平均値であるから、平均を押し下げる要素を考えると、元々手取りが少ない非正規社員の比率が増えれば、全体の平均値が下がるのは、ある意味当然の話。本来なら合わせて、就業者全員の賃金合計なども考察に含めなきゃいけないんだろうし。
@Fuwarin つまり貧困層をリストラすれば実質賃金が上昇するわけですね もしくはデフレにするか
— ルールー (@lu_lu_no) 2015, 4月 13
数理的にはそれも一つの手立て。それが正しいか否かはまた別ですね。 RT @lu_lu_no: つまり貧困層をリストラすれば実質賃金が上昇するわけですね もしくはデフレにするか
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 4月 13
超極論の比喩ですが、月収100万円以下の就業者を全員解雇すれば、名目賃金は100万円以上になるわけです。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 4月 13
.@lu_lu_no 細かく計算するとキリが無いですが、単純に就業者全体の平均として考えるのなら現状の値でも構わないのですけれども、労働者の構造変化が生じている場合には、それに応じた別指標が必要でしょう。例えば今件なら、正規・非正規別に実質賃金を算出しないとひずみが大きくなります
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 4月 13
例えば。大食漢のOB1人と普通の部員9人とで鍋を食べた時には一定量の材料で良かったけれど、大食漢のOBが3人に増えて普通の部員が7人に減ったら、鍋会の総人数に変わりはないけれど、一人当たり平均の食べる量は増えるので、事前に用意する量を以前より増やさねば、ということ。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 4月 13
「非正規数が増加したのが問題ならばそれはそれであかんでしょ」。確かにそれも一理あり。ただ産業構造的に非正規割合が大きい第三次産業そのもの就業者数が増えてきたのと、ここ数年は団塊世代の大量退職及び非正規での再雇用、女性の新規非正規雇用があるので、一概には言えない、とか。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 4月 13
@Fuwarin つまり、国民全体の所得の合計が増えても、それ以上に労働者が増えていれば、平均賃金や実質賃金は減るし、家計でも、ニートが働いて世帯所得が増えても、パパとママだけが働いていた頃より、働いている人の賃金を平均するなら、少なくなる、と。うーむ
— 上更千秋=プラウス (@mio_sng) 2015, 4月 13
@Fuwarin 麻生閣下も確かそのようなこと仰ってた気も(そして野党に理解されなかった)。全体のパイを増やしつつ、所得の少ない層の向上を図り、消費税増税もあるから、尚更所得再配分をすすめるべき、と。あれ?政府基本的にはやってる気が。
— 上更千秋=プラウス (@mio_sng) 2015, 4月 13
(もしかして:実質賃金が22か月連続でマイナスってのも、非正規社員増加が大きく影響してないか? タイミング的には近しいような。宿題。)
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 4月 13
......ということで、ある程度整理をした上で、これは自分自身への宿題。一次資料をたどり、どこまで精査可能なデータが公開されているか、公開されていたとして、より現状を正しく把握できる指標を抽出、あるいは算出できるか否か。結構時間がかかりそう。まあ、一度式を構築するなりデータの取得元を特定できれば、あとはテンプレ化した上で逐次計算し直すだけでよいので、手間は楽になるのだけどね。
最低でも正規と非正規を区分した上で、実質賃金の動向は見なきゃいけないなと考えている。極論だけど、正規・非正規それぞれの実質賃金が上昇していても、全体の実質賃金が下がるってことは、十分ありえるわけだからさ。
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