意思疎通の難しさと世代間ギャップと説明の大切さと

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先日の【売っているものは買いましょう、お金を取るのには意味がある】で触れたソフトのコピー問題やコピー品が宣伝になる云々って話の後日談......というかそこから派生した話。その話ではコピーした商品を無料で、あるいは対価を取って違法配布すること、そのソフト自身を「ワレズ」「割れ」と表現していたんだけど、その表現が現在では通用しにくい、意味が分からない人が多いので、訴えに弱い所がある、広範囲に訴えたいのなら分かりやすい表現でやるべき、というもの。「ソフトを割って」という表現そのものがすでに説明を求める言い回しになっている感はあるけれど(物理メディアを真っ二つに割ったら壊れるだけじゃんとか言われそう)。

分かりやすい表現に過ぎると何を言ってるのか分からなくなるリスクもあるけれど、少なくとも訴えかけたい対象が容易に理解できる言い回しを用いるよう配慮するってのは、必要になるよなあ、と。


ちょうど同じタイミングで目に留まったのがこの話。ちょっとした配慮でも、知っている人に与える負荷を最小限とし、むしろ心地よさを覚えさせ、知らない人にはなるほど感と共に全体への理解を深めさせてくれる。これは確かに技能の一つに他ならない。さらに婉曲表現が使えればさらに高みにステップアップって感じ。


受取側において適切な解釈が出来る知識、技術が無いと悲劇を生みかねない代表的な事例。恐らくはデータをそのまま出力する調理機器でやらかしてしまったんだろう。人の手でやっていれば、作業の時点でおかしいな、と気が付くはず。意思疎通の難しさ、「翻訳」「解説」の大切さが改めて理解できる、とてもよい事例に違いない。

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このページは、不破雷蔵が2015年4月15日 07:19に書いた記事です。

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