緊急デマ警報
反原発派の半数以上、「日本が嫌い」 世論調査
http://t.co/Ivus1lrb4b
↑以外にも2chのまとめ等がTwitterで拡散中ですが、元となっているのがJapan Patriots Newsというデマブログなので信用性ゼロです。
— 吉良青劉 (@redcrab_library) 2015, 4月 15
またガセサイトJapan Patriots Newsを一次ソースに悪質まとめサイトがガセネタを流布しているという話が広まっています。十分以上にご注意を。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 4月 15
先日も似たような事案があったのだけど、やはりそれと同じようなパターンでガセ話が広まっているので、注意喚起も兼ねて。実名の報道機関や調査機関を文中に用いてネタ話......というか悪質な色合いの強い煽動ネタを報道記事的な形に書き上げるサイト「Japan Patriots News」がある。一般報道機関のニュースをそのままベタ貼りする転載サイトは結構多いので、その類のサイトと勘違いしてしまうリスクもある。
まぁ、ネタなりガセなりをブログやサイトに書くこと自身は表現の自由があるので、いっこうに問題は無い。ただしそれを事実のように語ることは「公共の場において嘘を叫んでも良いのか」という問題になる。自分のノートに妄想を書き記したり、ファイルに黒歴史的な闇日記をしたためるのも全然問題は無い。ただその妄想を事実であるかのように書き記した上で、自治体の掲示板に貼りつけたり、新聞のチラシに折り込むのはどうよ、ということ。
最初の引用ツイートでも指摘されている通り、この元サイトで掲載されたガセネタが、悪質系まとめサイトの煽りネタとして使われるまでのスピードが結構速い。単なるマッチポンプか、まとめサイト側がネタ作りに別のサイトを創っているのか、それとも「Japan Patriots News」側がネタにするように掲示板に書き込んで誘導しているのか。それは正直分からない。ただ、普通のサイトなりブログならば、その情報の真偽性に首を傾げるようなもの、起用するに値しないものってのはすぐに分かるはずで、その精査をせずに取り上げるってのは、精査能力が致命的に欠けているか、「事実かデマかなどどーでもいい。面白そうで煽れればOK。偽話で多くの人が惑わされても知ったこっちゃない」ってことなんだよね。「悪質系」まとめサイトって表現をよく使うのは、それが一因でもある。
恐らくはこのサイト、同じようなことを定期的に「やらかす」ものと思われる。また類似パターンを使う他サイトも出てくるだろう。要注意、と。
......もっともこの手口、新聞社なども使うことがあるので、単に真似をしただけって可能性もあるんだよな。
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