座り仕事の人にとって椅子は命の次に大切、かも

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いわゆるデスクワークをする人、これは就業者でも自営業でも変わりはないのだけど、特にプライベートと仕事との境界線が曖昧なクリエイター系の人などは、椅子に座っている時間が長くなる。それ故に、椅子の良し悪しは「長時間の過ごす場所の環境整備」に直結するため、非常に重要なお話になる。一日6時間椅子に座るとしたら、1週間で42時間、1年間で約1万5000時間も体を預ける対象に、お金をケチってどうするという話。見方を変えると1年間で1万5000時間、爽快な環境に居られるか、それともどこか違和感を覚えるような状態を維持しなければならないか、ということ。

消耗品ならともかく、椅子は一度購入すればよほど乱暴な使い方をしない限り、数年は余裕で持つ。そして指摘にもある通り、腰や背中を痛めると作業効率が悪くなるだけでなく、元に戻らない可能性すらある。日々使うものは極力良いモノ(=高いモノでは無い。高くても酷いものもある)、そして自分にフィットしたものを調達すべしというのは、よく耳にする話。

ちょっとしたケチが、直近では経費の節約になるけれど、数量化されないマイナスの部分で後々自分のダメージとして響いてくる。......あー、あれだ。先日のマクドナルド関連での「見える指標、見えない数字」と考え方は同じだ。


今件挙げられたハーマンミラーの椅子はさすがに「手軽に購入」ってレベルのものではないけれど、あこがれに違いない。あれだよね、いきなりこのレベルは難しいけれど、なにか良いことがあったり、上手く事が進んだり、成功したことがあったら、自分のご褒美の対象として、椅子のグレードアップってのを考えてもいいかもしれないね。

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このページは、不破雷蔵が2015年4月20日 06:30に書いた記事です。

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