消すとかえって増えてしまう「ストライサンド効果」とは

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先日台湾沖で発生した結構大きな地震に際し、神の怒りのようだ云々と語った有名人な方がおられて、それがいつものごとく的なものだったこともあり、さくりと削除したものの、あちこちに状況証拠的なものを複写して展開させられてしまったという話。

これって結構ありがちなパターンなんだけど、社会的現象として何か認知されているのかなと思って確認してみたら、「ストライサンド効果」との名前がつけられているのだそうな。

、インターネット・ミーム(インターネット上の流行語)の一つで、ある情報を隠蔽したり除去しようとしたりする努力が、逆にその情報を広い範囲に拡散させてしまうという意図せざる結果を生み出すことを指す。

具体的由来はリンク先から。ある歌手が情報公開を差し止めようとしたら、かえって内容が広まってしまったことを受けてのもの。名前そのものはあまり知られていない......というか当方は初めて知ったけど、現象としては日常茶飯事的なものだよね。

ただ、データが複写される時点で劣化したり改ざんされるというリスクもあるのだけど。むしろこの現象はその方が問題だったりする。

それしても、この現象......。以前ちょっと話題に登った「毛髪が寂しい人は髪の毛を抜いて刺激をすることで、増やすことができる」云々って話に似ているなと思ったのは当方だけかな。

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このページは、不破雷蔵が2015年4月22日 07:51に書いた記事です。

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