TVのコメンテーターって、お手軽にそれらしいことを言ってくれるので、予算安くあげたい局側としては重宝しているのだと思うが、信用なくすので、やめたほうがいいと思う。劇作家に経済問題論じさせたり、心理学者に政治の話させたって、しょせんは床屋政談でしょう?
— 赤城毅 (@akagitsuyoshi) 2015, 4月 20
「コメンテーター」に、毒にも薬にもならない話させるぐらいなら、そのテーマの専門家に、徹底的に取材してくれれば、こっちも真剣に観ますよ。......そんな手間暇、予算をかけるつもりがないから、安易な番組を垂れ流しているんでしょうけどね。
— 赤城毅 (@akagitsuyoshi) 2015, 4月 20
最近は報道番組的な雰囲気を持たせた、新聞を元ネタに色々と雑談を交わしたりするのも合わせ、井戸端会議的なものを報道スタイルで伝える番組が増えてきた。その方が時間は潰せるし製作費も安く済むし、ネタも常に供給されるから、局側としては願っても無いテンプレートなんだろう。時節を知ることが出来ると視聴者側も認識するだろうし。
ただ指摘の通り、そのコメンテイターの質が問題視されているのは言うまでもない。テレビってのはそれ自身の存在が相応な権威付けされているので、そこで流される内容には一定の信頼性が担保される。予め、そして逐次「これは作り話ですよ」「エンタメですよ」「余興ですよ」的なものをアピールしておかないと、「ここで語られている事は正しい、真実だ」と認識してしまう。特にテレビに熱中する時間が長い世代には。
結局、毒にも薬にもならないどころか、猛毒となりかねない話を「専門家の話」的な雰囲気の中で流してしまう。ちょっとした肩書、それなりな著名人、何かの本を出した人という権威があれば、オールラウンドで神的な存在として認識され、その人の口から語られた内容はすべて事実的な印象を視聴者に与えてしまう。先日の「個人の感想です」を常時テロップに流しておかないと、リスキーな感すら覚える。
昨今問題になっている言論の自由とは別に、TV局一般にみられる視聴者を舐めきった番組のつくりかたは批判されて然るべきだと思いますね。とりあえず、「コメンテーター」に専門外のことしゃべらせて、時間を埋めるような番組つくって、観てもらえると思うほうがおかしいでしょう。
— 赤城毅 (@akagitsuyoshi) 2015, 4月 20
あれって、有名人出して、もっともらしいことをしゃべらせておけば、お前ら愚民は納得するだろうという思い上がりを感じる。......まあ、そんな番組観なきゃいいんですけどね。
— 赤城毅 (@akagitsuyoshi) 2015, 4月 20
民放だって、広告料金というかたちで、金を取っている。それにふさわしいだけの仕事をしなければ、見捨てられて当然である。要するに、木戸銭分の見世物をやれよということさ。
— 赤城毅 (@akagitsuyoshi) 2015, 4月 20
無論すべての番組がそうだというわけではないし、製作費を削られて大変なんだと反論の向きもあるだろう。しかし指摘のあるような思惑も多分に見られるのは否めない。これはテレビが良く問題視されるけれど、雑誌などでも同じような状況。
一般にアクセス可能な『知識』がお粗末なのがねえ...
今日も外来で
患者「◯◯は体に良いってTVで」
KGN「そればかり食べないでください」
患者「△△は体に悪いって雑誌で」
KGN「気にしなくて良いです。無理して食べなくても良いでしょうし」
な会話が有ったところ。
— KGN (@KGN_works) 2015, 4月 21
なんか自説を振りかざしたがる方でしたので、根拠薄弱であることを説明。
患者「TVも雑誌も言ってるのに!」
に対して
KGN「記者やコメンテーターって素人ばっかりですよ」
とツッコミ入れるまでがお仕事でした。
— KGN (@KGN_works) 2015, 4月 21
演説ぶたれても聞いてる時間ないし、聞いても処方は変わらんのだ。つまり聞くだけ無駄。
— KGN (@KGN_works) 2015, 4月 21
「海外の有名な人が言ってた」『その人、海外でもつまはじきもの』
「海外の国営放送が肯定してる」『一次ソースと解析法が無茶苦茶』
「論文がある」『その論文は個人が提示しただけで検証の続報なし』
「その界隈の肩書を持ってた人が」『何故今その業界に居ないの?』
とかね
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 4月 21
一番ひど、もといありがちなのが「みの●んたが言ってた」。シニア層のテレビ信奉度合いは想像以上です。ケースバイケースですが、確率論的に。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 4月 21
このような番組をエンタメと割り切って見れているのなら特に問題はないのだけどね。ニュースとして観て、教養番組的な信奉をしてしまい、それを実生活に活かしてしまい、本当の専門家の頭を抱えさせる事態が生じている。テレビは特に一方向で、視聴者側は単に受け入れるだけという姿勢が浸透しているので、この類の問題はよく生じることになる。
語られていることが専門家の正しい見識なら問題は無いのだけどね。井戸端会議の戯言が権威づけられてしまっているから問題なのだな。
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