↑ 歩行者優先、とはあるけれど......
↑ 時折目にする看板では左側が歩行者、右側が自転車。路面の色で仕切り分け
先日気分転換とお店の捜索も兼ねて(例のクロワッサンたい焼きもその過程)練馬近辺をうろつきまわっていた時の話。この付近にまで足を運ぶのは滅多にないことから、いつ頃からこの施策がなされていたのかは分からないのだけど、歩道部分が随分と拡張されて歩行者と自転車の走行エリアが仕切り分けされていたのに気が付いた。
幅は普通の歩道の3倍近く。左側がやや赤いレンガ、右側が灰色のレンガで敷き詰められ、一定間隔おきに左は歩行者、右は自転車のアイコンが配されている。また看板などにも「左は歩行者、右は自転車」的なイメージがある。ただ一方で、あくまでも歩行者優先、自転車は歩行者の迷惑にならないように云々との表記がある。
↑ 歩道の脇にもこんな看板が。あくまでも歩道であることに違いは無し
要は歩道である事に違いは無く、歩行者が優先する大原則があるけれど、極力歩行者は赤い左側の部分、自転車は右の灰色の部分を利用しましょう、的なお願いをしている事になる次第。完全に自転車と歩行者の分離をしているのではなく、依頼レベル。で、色で区分したりアイコン的な看板を一定間隔で配してそれとなく促している、と。自転車置き場で自転車の幅に線を引いておくと、特に注意書きの看板とかを置かなくても、皆がその線に従って自転車を置いていくような、そんな感じ。
実際歩いた限りでは、特に高齢者を中心に自転車向けだろうが歩行者向けだろうがずんずん歩いているので自転車を使っている人は大変かなあという気はするけれど、施策としては悪くない。面積を随分と取るので、すべての場所で行える対策ではないのが残念ではあるけれど。
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