ホームレスの実態に関する全国調査(概数調査)結果について http://t.co/conVKwZP40 pic.twitter.com/mMwAwEpSJx
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 4月 28
調査の結果、ホームレスが確認された自治体は、全1,741 市区町村のうち342 市区町村(昨年調査では1,742 市区町村のうち357 市区町村)であった。全国のホームレス数(表1)は合計6,541 人であり、うち男性が6,040 人、女性が206 人、不明が295 人となっている。(目視による調査のため防寒具を着込んだ状態等により性別が確認できない者を「不明」としている。)
増減については、昨年調査と比較すると、967 人(▲12.9%)減少した。
完全登録制による存在ではなく、あくまでも目視によるカウントであることから、目視できない場所にいる場合は把握できないわけで、もちろんこれ以外の人もいることは多分に想像できる。山籠もり的な状況もあるだろうし、普段は気がつきにくい場所にいるのかもしれない。特に都心部ではそのあたりのチェック・把握は難しい。
といえ、同じ様式で毎年調査をしている以上、段々と把握できる数が増えていくというのも合理性は低い。やはりこの類の方々の数は、全般的に見ても減る傾向にあると見た方がよさそうだ。
ざっと見た限りでは都心部で特に減り、一部地方で増えているのが目に留まる。後者の「増えている」は元々絶対数が少数なので比率的に大きな増加に見えるけれど、数字的にはさほど大きなものではない。
ただ今件はあくまでも状況確認の精査であり、個々の事例の詳細、例えばそのような状況に陥った理由、個人の意思によるものか、意図せずしてのものなのかまでは判断できない。その辺りは結局、状況の把握の先にあるものだからねえ。。。
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