一工夫すると募金が超楽しくなる...野火止製作所の「コロコロ募金箱」

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ぱっと見た時、何らかのコラかと思ったけれど、コラにしては良くできているし、コラを創る理由も無い。昔、駄菓子屋さんやちょっとしたゲームセンター的な場所でよく見られた、コイン落としのゲーム的なもので、投入口から募金となる硬貨を落とすと、色々な仕組みを辿って行き、下に落ちるというもの。ハンドル、レバーの類はなく、台そのものを動かせるわけでもないので、ゲーム性云々というよりは、落下の動きを楽しめるみたいな感がある。

さて、これはどこのものだろうか。固有名詞を抽出して色々と検索すると......

東日本大震災からの復興を支援する巨大カラクリ募金箱「コロコロ募金箱」が、名古屋三越ラシック(LACHIC)店(名古屋市中区)の入り口ロビーにお目見えした。カラクリ募金箱はレーザー・板金加工を手がける野火止製作所(埼玉県新座市、川上順久社長、048・481・2300)が製作。全社員参加のオリジナル商品として、約2週間かけて完成させた。「投入したコインが、さまざまな経路をたどりながらアクリル羽根を回転させる様が新鮮と好評」(川上博史野火止製作所常務)だ。

埼玉県にある野火止製作所が作った募金箱であることが判明。名前は「コロコロ募金箱」。サイズは195×180×60とかなりのもの。同社ではこれまで類似のコロコロ募金箱を創ってきたとのことで、今件が最大規模とのもの。さらに会社のウェブサイトを確認すると、他にも多種多様な、募金する側も楽しめるタイプの募金箱を創生している。

残念ながら実働している部分をとらえた動画は見つからなかったので、具体的に硬貨が転がり落ちる様子を確認することはできない。けれど、子供が盛んに募金しているって話を見るに、さくっと面白い状況を演出しながら落ちていくのは容易に理解できる。この類の工夫って、大切だよね。

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このページは、不破雷蔵が2015年4月30日 06:56に書いた記事です。

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