スマホゲーの最近の当たりはやっぱり「遊べるクッキーババア」ことTap Titansだな。ものすごく単純な繰り返し作業なのに、同じこと繰り返すのが嫌いな私がハマるんだから大したもんだ。やっと500面まで行けたけど、ブーブービョルンの次の仲間にはちょっと届かない。
Tap Titans https://t.co/76n9B8y4M3 確かに評価が高い pic.twitter.com/tUVXrb0TWp
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 4月 15
mixiを生きる屍から甦らせた「モンスターストライク」とか、時価総額が上がりまくりで鼻血が出そうな状態だったDenaの「パズル&ドラゴンズ」とか、スマホのゲームはその媒体の特性(手持ち、画面が限定的なサイズ、フリックやタップ操作が多い、短時間での注力が基本)にマッチする、シンプルで分かりやすく、しかも適度に自分の指を動かして爽快感が楽しめるタイプのゲームが流行りやすい。
で、昨年一時期流行ったクッキーババアことクッキークリッカーの、より遊びを盛り込んだようなバージョンと評されている「Tap Titans」なるゲームが面白いらしいとの評論。動画を確認すると国内外を問わず解説映像が多数掲載されているし、ダウンロードサイトにおける評価もすこぶる高い。シンプルで楽しめる要素がもりもりなのが嬉しいらしい。あとでチェックをしてみようかな、という気にさせてくれる。
Tap Titansは日本語訳が絶妙におかしいのもお気に入り。敵の名前が「舌打ち王子」だったり「転覆キャプテン」だったり「裾のゆったり広がったフレッド」だったり「怖い」だったり(この「怖い」がまた妙にかわいい)。ボスが仲間を殺すと「上司にヒーローを殺されました」って出る。
— Philip K. Anzug (@PKAnzug) 2015, 4月 15
奇妙な日本語......というか直訳というかベタな日本語訳が、また面白みを誘うという良く分からない状態なのもツボらしい。いにしえのゲームで実際に使われたという「コインいっこいれる」「残虐行為手当」 的なもののようだ。
ゲームは単に面白ければ良い、というだけでは売れるわけではなく、稼働する媒体の特性や利用者層の需要まで考えた上で提供しないと、空振り三振にもホームランにもなるのだなあ、という実感が沸いてくる。いや、「Tap Titans」の内容がアレだってわけじゃく、これが仮にパソコンでのみの提供だったら、ここまで中期的な引きはなかっただろうな、ということ。
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