↑ ベジ牛大プッシュ状態の吉野家
先日本家サイトで【吉野家の牛丼が温野菜で新たな世界を切り開く・半日分の野菜を盛り込んだ「ベジ丼」など登場】にて紹介した、吉野家の新メニュー「ベジ丼」「ベジ牛」「ベジカレー」。まるで早口言葉みたいな感じではあるけれど。多彩な温野菜をよりどり揃えて特製のうま塩タレで味付けしているとのこと。温野菜をメニュー化するとは奇天烈的な感もあるけれど、話によると海外の吉野家ではすでに導入されているメニューなのだそうな......って以前紹介した気もする。ああ、【「牛丼300円台は困難」と海外の吉野家と】だね。これのベジタブルボールってやつが近しいのかな。「野菜丼」とせずに「ベジ丼」としたのは奇抜さ、新しさを狙ったんだろう。
で、別件で出回る用事があったので、良い機会だからとばかりに、この「ベジ丼」シリーズを試食してみることにした。頼んだのはベジ牛。ベジ丼に牛丼の肉を付け合せたもの。小森サイズの牛丼だという話だけど。
↑ ベジ牛。普通盛り
浅めの専用丼に盛られて登場。ご飯の上に野菜たっぷりと牛丼の具材。見た目がカラフルでカッコイイ。温野菜の盛り合わせというよりは、野菜が多めの中華丼的な感じがする。実際味もそれっぽさが感じられる。餡はかかってないはずなんだけど、特製のうま塩タレのせいなのか、野菜の中の構成要素の一つ、オクラの粘り気なのか、微妙なとろみがあるんだよね。餡ほどではないけれど。
そして肝心の旨みだけど、温野菜特有のほくほく感や甘味がほどよく出ていて、思った以上に楽しめる。万が一、自分の好みに合わない可能性を考えてベジ丼ではなくベジ牛にしたんだけど、これならベジ丼、温野菜だけでも十分に堪能できる。さつま芋の甘味やヤングコーンなどのこりこり感が色々な味覚や歯ごたえのアクセントとなって結構面白い。野菜にありがちな苦みもないし、美味しくいただける。ベジカレーとして、カレーとの相性も良さそうな気がする。
普段から牛丼や牛鍋などの肉たっぷり感を強く望んでいる人には眼中には無いメニューには違いないけれど、あっさり目なのも食べたいな的な考えのある人にはベストフィットな一品。コスパは少々微妙な感があるけれど、この野菜のボリュームならば、まぁ及第点かな。一部で某天丼チェーン店と比較して揶揄する声もあったけど、そんなこたぁ無い。牛丼屋の1メニューとしてはむしろほめても良いレベル。
↑ 割引券ももらったよ
で、会計を済ませる時にこんな割引券ももらえた。ベジ牛と大きく書いてあるけれど、実際には「ベジ丼」「ベジ牛」「ベジカレー」のいずれでも使用OK。リピーター獲得の思惑もあるみたい。けんちん汁と合わせて食べれば、ベジ丼で十分満足できそうな気がするな。
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