「1歳半から遊んでね」とお薦めするタブレット型玩具が登場

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これまでの子ども向けタブレット玩具は、ペンや指でのタッチ操作が必要なため3歳前後で上手く遊べるようになるものがほとんどでした。本商品は、3軸Gセンサーを搭載することで本体の傾きを感知し、「タッチ」の他に「かたむける」「ふる」といった直感操作が可能で、1歳半頃から十分に楽しめる『体感遊び』を取り入れているのが特徴です。また、英語、日本語、数字の計算などのアプリ(メニュー)も入っており、子どもの成長や興味に合わせて5歳くらいまで長く遊ぶことができます。(※通信機能は入っていません。)

タブレット型端末の利用性向は興味深いことに、高齢者と若年層......というか幼少世代で大きく広がる傾向を示している。高齢層は画面の大きさと操作性、幼少世代はそれに加えて知的好奇心の対象として、さらには保護者の真似をしたいという子供ながらの欲求に低リスクで応えるためのアイテムとして。その上、タブレット型端末を与えておけば大人しくなるという、万能おもちゃ的なニュアンスもあるらしい。まぁ実際のところはケースバイケースだけれど。

で、そのタブレット型端末について、本物の端末以外にタブレット型端末にに似せた玩具も色々と出ている。その最新版にあたるのが今商品。見た目はタブレット型端末そのもので、操作性もほぼ同じ。加えて3軸Gセンサーを搭載して、本体を傾けたりなどの物理的動作が入力として使える、つまり本体そのものが入力デバイスになるため、これまでの類似玩具よりもより幼い時から使えるってのがポイント。

通信機能は入っていないので、ナニがアレなサイトにアクセスして云々っていう心配も無い。ただ中身のアプリは書き換えできないようなので、数年使えるってのをセールスポイントとしているけど、中身が同じで飽きてくるような気がする。メーカー側としては「だったら本体ごと買い代えてね」って思惑があるんだろうけど、カートリッジかメモリスティックでもいいから、アプリの切り替えができるようになるといいなあ......

......ってよく考えたらそれ、通信機能を廃したタブレット型端末と同じじゃね? むしろ発想を逆転させて、通信周り自身を独立したカートリッジにして、アプリの差し換えを保護者が行う時だけそれを接続させて通信させ、普段は抜いて子供に渡す端末ってした方が合理的な気がしたりする。でも3軸Gセンサーは魅力だよなあ。

発売は7月30日から。7月に入れば色々と細かい内容が分かってくるかな。

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このページは、不破雷蔵が2015年5月29日 06:23に書いた記事です。

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