「ドローン飛ばす」15歳少年を威力業務妨害で逮捕(ねとらぼ) - Yahoo!ニュース http://t.co/kqaTGPdUan
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 5月 21
逮捕の少年「飛ばすとは一言も言ってない」(日本テレビ系(NNN)) - Yahoo!ニュース http://t.co/raXLBmiBSa
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 5月 21
今件については先日の首相官邸周りのドローン問題ですらかすんでしまうような話にまで発展すると共に、日本のドローン規制に大きな影響を与えた二人のうちの一人として歴史に刻まれるんだろうな、という感がある。で、さらに色々と話を見聞きし調べていくうちに、ドローン云々に限った話では無く、もう少し深い闇......というと陳腐ではあるけれど、どろどろとした部分が露呈されたような内容だったりする。先日ちらりと触れた、中学生の殺傷事件に絡んでネット中継をして、報道と一般人の境界線の曖昧さが指摘された件も、同一人物だった次第。
ノエルっていう15歳の子がドローン飛ばして逮捕っていう事件はニコニコの闇を詰め込んだ事例だよ。
— みかこし@実質にこらす (@nicols_p_) 2015, 5月 21
15歳で配信業に専念するって言って中学を自主退学してニコ生して金集めるために公式グッズ作って売り出してそれを周りが面白がって支援してそういうのでドローン飛ばして最終的に捕まる。ニコニコの闇。
— みかこし@実質にこらす (@nicols_p_) 2015, 5月 21
今のニコ生は大人がキチガイ行為や警察沙汰を面白がってコメントで助長したり金銭支援したりして自分の手を汚すことなく画面の向こうなんだけどリアルタイムで悪というスリルな娯楽を味わえる。
それを配信者は人気者だ有名人だと自己陶酔に陥りどんどんキチガイ行動をするようになるという図式
— みかこし@実質にこらす (@nicols_p_) 2015, 5月 21
何がニコニコの闇かって配信者を支援するという名目で大人たちがドローン買い与えていたりする 真の目的は配信者がやらかしてえらいことになるのを見て楽しむこと
— 怪しい隣人/Nachbar (@BlackHandMaiden) 2015, 5月 21
囲い厨 - ニコ百 http://t.co/hdwPz8kxz4 あった。要はニコ生などの視聴者の一部が過激化して、今回で言えば「配信者に金銭等を与えたり扇動したりする者」と捉えたほうがよいのかもしれない。ある意味では、厄介のひとつかもね。
— ktgohan (@ktgohan) 2015, 5月 21
言い回しは少々過激な部分があるけれど、多分に指摘の通りで、YouTubeなどと違いニコ生は配信者と受信者の距離が近く、お金周りの話も行われやすいこともあり、ある意味温床化されてしまっている。似たような話はツイキャスでも見聞きするし、ツイッターにおけるパクツイ(パクリツイート。他の人のコンテンツやツイートを自らの生成物のように盗用ツイートして注目を集め、集客する方法)の理由のいくばくかはツイキャスへの誘導と知名度アップってのもあるからねえ。当方が見聞きしてないだけで、ニコ生誘導のためにパクツイしている人も居るかもしれない。
当事者に関する話は色々と錯綜しているし、裏が取れないものが多いのでアレだけど、当初思われていた「動画配信でアクセスを集めて広告費を活動資金に」というよりは、指摘の通り「動画配信で注目を集めて直接支援を受けて自分がヒーローになったかのような錯覚に陥り、実のところは操り人形と化している」的な見方の方が確からしさは高い。
分別を持つ大人ならこんなノリにはならないのだろうけど、まだ分別がしっかりと構築されていない精神年齢の人が、いきなり大金なり高価な物品を与えられ、しかも不特定多数の人から注目されたらどうなるか。誰もが同じような行動をしでかす事は無い、可能性はゼロであると断言できるだろうか。まぁアレだ。YouTuberなども良い例だよね。
今件事案は、SF映画によくある「富豪が他の娯楽に飽きて、自分の身柄が分からない仕組みで自分の金を犯罪者に提供し、その様子を蚊帳の外から眺めてニヤニヤする」的な、足長おじさんとはまったく逆の人間の一面を見せられているようで、色々と複雑な心境だったりする。あるいは「カイジ」に出てくるさまざまなゲームのような。
いわゆる支援をしている側、「囲い」と呼ばれる人たちは単に「面白そうだから」「面白ければ何でもイイじゃん」的なノリなのかもしれない。法的な面での幇助の適用は......まぁ、現行法では難しいのかもしれないが、今後の動向を見極めたい。
支援をしている側は、個々は少しの(と思っている)悪意なんだろう。しかしそれがネットで積み重なり集約され、個人に投下されることで体現化されうる......奇妙な時代ではある。
リアルタイムに珍獣を見られる新時代のサービスに対応し、視聴者側も新たな楽しみ方を見出していた。それは、珍獣に必要な機材を買い与えて危ない橋を渡らせ、リアルタイムでその様子を鑑賞しようというものである。財界の有力者ほど金持ちでなくても、カイジの鉄骨渡りを楽しめる時代である。
— 総統 (@soutou_d) 2015, 5月 21
「ニコ生でガキに金を与えて、それを使って右往左往した挙句、警察に捕まって人生が終わるところまでニヤニヤしながら鑑賞する」のって、カイジとかの悪役そのまんまやな。
— アオイ模型:シューティングガールズ海04 (@aoi_mokei) 2015, 5月 21
@aoi_mokei なんか、過激な環境テロリストに ハリウッド・セレブが 資金援助するのに似てるかな?
— ししもも (@sisimomo2011) 2015, 5月 21
ノエル逮捕って攻殻機動隊っぽい事案ですよね。電脳化してないけど集団の悪意が形になって、頭空っぽの子供をたきつけて愉快犯に仕立てるって。
— ざらぶ・えすかれーたー (@zarabu01) 2015, 5月 21
@shachi 配信する→「すごーい、もっと面白い事やってー、お金あげるね」→さらに過激な配信する→・・・のループのなれの果てですからまあコメントなどで応援してお金払ってた方が仕立て上げたって言っても過言じゃないかなあと。最初は単なるゲーム実況者だったそうですし。
— ざらぶ・えすかれーたー (@zarabu01) 2015, 5月 21
お金ってのは確かにサービスやリソースの分散化した物差しではあるけれど、指摘されているような類の使われ方をされるってのは、諸刃の剣的な話で仕方ないのかなと思うと共に、どうにかする必要性があるってのは否定できない。
@shachi お笑い芸人やスタントマンの持つ影の一面ではありますが、向こうはオトナが自己責任とプライド持ってやっているわけで・・・それをどうみても分別にかける子供にさせちゃったのはたきつけた側の責任を問われるべきなんじゃないかなあとは思います。
— ざらぶ・えすかれーたー (@zarabu01) 2015, 5月 21
今件は結局、簡素にまとめるとこんな感じなんだよね。ここで糸を使ってあやっていた人達の首根っこを押さえこまないと、また同じような人形が世に放たれることは容易に想像できる。何しろ「社会に仇なすカコイイ俺様」はいつでも人気だし、それを求めている人、そして成りたい人、成る要素を持つ人はニコ生やYouTubeやツイキャスの実情を見れば一目瞭然だからね。
つまり今件は特にドローンで無くても、該当当事者の15歳でなくともありえた話ではある(むろん当事者にはそれなりの特異性があったことは否定できないけれど)。根本的な対策を講じないと、同じようなことがまた繰り返されるのではないかな......と思うのは当方だけではあるまい。
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