Google Maps、相次ぐ改ざんで地図編集機能を一時中止(ITmedia エンタープライズ) - Yahoo!ニュース http://t.co/ugWzzPe22R
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 5月 12
GoogleMapってのは今や多数のサービスで利用されているステキマップではあるのだけど、今なお情報が反映されていない地域が多々あるのも事実。で、その部分を善意の第三者によって補完してもらおう、Wikipediaみたいな構築がなされるといいなあ、ってことで始まった「Map Maker」だけど、あくまでも善意の第三者による情報の付加が前提の仕組みなので、悪意や悪戯に対する防御は弱い。一応通報システムは構築されているけれど、編集が行われたらまずは反映されて、その後通報されたら精査する形になっているので、当然のことながら通報や精査が追い付かずに、えらいことになってしまう。
特定少数が使うものでは無く、不特定多数が利用する対象に手を加えられるのだから、目立ちたいひとにはうってつけのツールになる。数か月前にその使い方が披露されて以降、加速度的に悪戯的な編集が増えていき、結局こんな状態に陥ってしまった。
Google側では「「こうした事案を防ぐためのもっとインテリジェントな仕組み」を確立すると説明しているけれど、果たしてそんなものが出来るのだろうか。出来たら出来たで他の類似システムにも応用できる感はあるので、大いに期待したいところではあるのだけど。難しいだろうな、実際......。
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