↑ 高齢者向けの宅配お弁当サービスのチラシ
先日当方の行動領域内のローソン100が次々に閉店して、その店舗を使っていた高齢層の人達は今後どうするのかなあ、と思いつつ、コンビニってのは周辺地域のライフスタイル、特に食生活に大きな影響を与えているのだなと再確認したのだけれど。それと共に食生活周りで気になる話が、この宅配弁当サービス。あと、食材系のサービスも。
元々この類のサービスってのは昔からそれなりに存在していたのだけれど、ここ数年特に広報宣伝活動が活発化した気がする。単に活発化しただけでなく、業態種類、企業そのものも増えているんだろうな。それは多分に需要が増加したってのもあるんだろう。
今回目に留まったこのチラシは、特にそれらの要素を全部含め、かつどんなところに需要があるのかなってのを思いおこさせる内容だった。
↑ 実に多種多様なレパートリー
メインは「高齢者」がターゲット。それだけなら結構ある話なんだけど、加えて糖尿病、腎臓病、透析治療中の人も対象にしている。さらにアレルギーやおかゆ、きざみなどにも対応。咀嚼能力が減退してモノが噛みにくい人向けのムース食なんてのもある。流動食に近いというか、昔の宇宙食みたいな感じで、よもやこの類のお弁当が一般の宅配弁当として展開されるようになるとは。
許認可とか法的ベースの話はどうなってるんだろうなという感もあるのだけど、安否確認やら買い物の代行サービスやら、電球の交換や粗大ごみ捨てなど、色々なサービスを行うとの記述もある。包括的ケアサービスという感じだろうか。今後需要が増加する事を見込んでの話なんだろう。
チラシは世の中の動向を反映するとはよくぞ言ったもの。チェックをしておくと色々と興味深い動きをたどれそうだ。
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