福岡市博物館の方が黒田家の家宝のスライドショーでへし切り長谷部映しながら「現在刀剣乱舞というゲームでキャラクター化し大変人気を博していますが、当館波に乗り遅れましてポストカードが即売切れ、どういう事だとお叱りを受けております」発言が今日の腹筋修行ハイライト
— 波野涼 (@r_namino) 2015, 5月 2
「艦これ」の流行に伴い艦船周りの需要が一気に拡大化したことは良く知られているけれど、似たようなスタイルのゲームで「刀剣乱舞(とうらぶ)」が結構良い動きを示している(お城の方は......まぁ、アレだ)。女性陣の利用が多いこともあり、波及している界隈では意外な需要拡大に驚きを覚えるとの話もよく耳にする。
今件もその一つ。まぁ、普段なら博物館の解説の中でゲームの名前が出てくることなどまずありえない。見方を変えればそこまで影響、しかも良い効果を生み出していることが改めて確認できたことになる。単なる便乗商法と揶揄する声もあるけれど、個人的には当事者も周囲もみんなハッピーになれるのだし、何か社会的に悪影響がある話ではないのだから、問題はないと思う。例えばNHKのドラマで新撰組を題材にしたものが放映されると、その時代の史跡に来場客が押し寄せる、みたいな話と同じ。
御手杵すごかったよーーー展示されてる蔵美館も、新しくて綺麗だった。 pic.twitter.com/MFZL5ND00O
— みつか (@mitsuka_3) 2015, 5月 2
おばさん「撮影自由だから!!いっぱい撮っていってね!!!!」
私・友人「いいんですか!!!!!?」 pic.twitter.com/i3fvC13EYs
— みつか (@mitsuka_3) 2015, 5月 2
重さは20㌔ちょっとだそうです。 pic.twitter.com/ikZBvuVbUc
— みつか (@mitsuka_3) 2015, 5月 2
5月23日に茨城県結城市蔵美館にて、御手杵に触れるイベントやるそうです!!RTで広めてあげてください!!!!!!みんな行こう!現場の人本当に熱心に考えてくれてるよ!!!! pic.twitter.com/xrUV1LZGWk
— みつか (@mitsuka_3) 2015, 5月 2
日本刀とか槍とか、いわゆる「武器」に関する保存や継承は、人殺しの道具として教育委員会から圧力がかかっていたそうです。展示の目玉にもできず、近くの東照宮と比較して涙を呑んでいたという話をしていらっしゃいました。
— みつか (@mitsuka_3) 2015, 5月 2
年末くらいまでは「どうしたら若い人に興味を持ってもらえるのか、どうやって語り継いでいけばいいのか」とみんなで行き詰まっていたそうです。ところが年が明けてみたら嬉しい悲鳴。興味を持ってもらえるだけで嬉しいと、女性なら将来子供に話してもらえるかもしれない、と。
— みつか (@mitsuka_3) 2015, 5月 2
御手杵は持ってるポーズで写真撮ったりできるようにする予定だと仰っていました。まあ重いからね!!!!しょうがないね!!!!!
— みつか (@mitsuka_3) 2015, 5月 2
お姉さん「結城が絡むと、みんな地味になるんですよね...初めてゲームで御手杵見たときびっくりしました...」
私・友人「」
— みつか (@mitsuka_3) 2015, 5月 2
文化財の展示や一般への公開は本当に現場の方々の尽力あってのことだなあと改めて実感しました。楽しむのは勿論ですがその裏で頑張ってくれてる人の存在も忘れちゃいけないなって。
— みつか (@mitsuka_3) 2015, 5月 2
ボランティアガイドのじいさんたちが「なんで蜻蛉切は展示するのにうちの御手杵はやらないんだ!!!!!(バンバン」ってやってくれたお陰で宝物のように展示されることになったそうです。今までの公民館のショーケースに無造作に飾られていた過去からは考えられないと。
— みつか (@mitsuka_3) 2015, 5月 2
今日思ったのはお金!なにをするにもお金が必要!自分が良いと思うもの、守りたいものに躊躇わず出せるくらいの財力!これが必要!!!!!!!
— みつか (@mitsuka_3) 2015, 5月 2
岡崎公園行ってくる。そして蜻蛉切見る。あと妖刀村正も見るでござるよ?
— たるま(元夢川鷺唖) (@Oblitaruma) 2015, 5月 3
槍が意外と軽かった。蜻蛉切触ってきたよ!
— たるま(元夢川鷺唖) (@Oblitaruma) 2015, 5月 3
岡崎城に展示されてた化粧道具、見たことあるなって思ったら祖母の家にあったやつとそっくりだった
— たるま(元夢川鷺唖) (@Oblitaruma) 2015, 5月 3
ふへへへ。 pic.twitter.com/LZY9vktzaq
— たるま(元夢川鷺唖) (@Oblitaruma) 2015, 5月 3
実際の刀は重かったが、けど想像してたよりは軽かった。あれが命の重さか。
— たるま(元夢川鷺唖) (@Oblitaruma) 2015, 5月 3
友達「刀展行ってきたー」私「へー、羨ましい。私も行ってみようかな」Wiki様「蜻蛉切が岡崎城に...」私「(ガタッ」
「槍を見るために岡崎公園行く!!!!刀展も見る!!!!」
決定打は蜻蛉切
— たるま(元夢川鷺唖) (@Oblitaruma) 2015, 5月 3
なんか急に刀関係の博物館への来訪話が増えて来たなと思ったら、そうか、ゴールデンウィークに入ったのでプレイヤーがここぞとばかりに実物を見に行こうとあちこちに足を運んだのが報告されているのか。やはりリアルアイテムの訴求力は偉大ではある。
@Fuwarin 「本物を見るために」を前面にだした地域振興もあるかもですね。(特別展等で東京に移送して展示されたものを見るだけで済ます人もいるでしょうが)
— 島風 那智 (@nachi_shi) 2015, 5月 3
すでに「艦これ」ではそれに近い動きがあちこちで起きているし、「ガルパン」も......そういうものと見ても問題は無い。皆で盛り上がろうねという気持ちは良いものに違いない。以前もコメントしたけど、これが実物、あるいはそれに近いものが題材として使われているエンタメ作品の強みなんだろうな。アニメの聖地来訪も似たようなもので、その視点がちょっと変わっただけ。
無論最初からこの周りの話を中心にした上で意識してモノづくりをすると、大抵コケる。手段と目的が入れ替わってしまうのと、アレな思惑を持つ人が介在してベースとなる作品自身がぐだぐだになるから。その辺りのバランスが難しい所ではあるだけに、旨く育った作品は末永く栄えてほしいものだね。
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