期間限定品の買い換えが効かないことを嘆く息子に「世の中は全て期間限定品なの!人生だって期間限定で、終了したらもう同じ人間は手に入らない。定番のお菓子も数百年後には売ってないかもしれないし過去には無かった!」と説教しながら親自身もそうだったのかと悟るので育児は育自って本当だなって。
— 湖西晶@〆切ごはん①発売中 (@akikonishi) 2015, 5月 4
久々に感銘を受けたお言葉って感があるのが、今件の「世の中はすべて期間限定品」というもの。時間の流れというか時系列的な概念を有していないと理解が出来にくく、その概念はある程度歳を経ないと把握しにくいことから、子供に教え諭すという観点でも興味深い(「アルペジオ」でも似たような言い回しがあったな。生命体では無い、意志を持ってから時が浅い「霧の艦隊」は時間の概念を理解していない云々ってのが)。
すべての物事は時間と共に消費劣化され、いつかは消えゆく。諸行無常。世の中の定理にして大原則。おもちゃの期間限定品を人生にオーバーラップさせるのもスケールが大きすぎる感はあるけれど、確かに本髄の部分では同じもの。
それと共に「育児は育自」ってのは、「子は親の鏡」と対になる言葉としても覚えておきたい言い回しではある。むしろ共に成長すべき、的な。
息子「じゃあ期間限定品ってわざわざ書いてあるものは何なの(;ω;)」
私「期間が超短い」
息子「なぜ...ずっと作ってくれれば良いのに」
私「工場も同じのばっかり作ると飽きるのよ、息子だってずっと毎日同じ漢字練習が宿題だと飽きるでしょ」
息子「漢字の一ならいい」
私「黙れ」
— 湖西晶@〆切ごはん①発売中 (@akikonishi) 2015, 5月 4
すべての物事が期間限定なら、なぜわざわざ書くのか。その疑問も当然沸いてくる。答えとしては「超短い」。で、なぜ同じものを作り続けないのかとの疑問には、飽きが来るからと、市場原理やらマーケティングの基礎部分まで教えていることになる。素晴らしい。
最後にオチがついたけど(笑)。ただ、このオチも恐らく、数日続けると飽きがくると思うんだな。その前にゲシュタルト崩壊の概念を教わることになると思うけどさ。
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