これからライターやる人は写真もキレイに撮れるように練習した方がいいですよ。より有利だと思う。原稿と一緒に写真もお願いします的な依頼とか多いし。とくにウェブメディアは。
— スタパ齋藤 (@stapasaito) 2015, 5月 4
これはブログを書いたり商品の実食レビューをしている当方はずぎゃーんって感じで突き刺さるお話。昔ならば文章だけをザクザク書いて、写真は専門の人にがっつり撮ってもらえればよかったけれど、今ではそうもいかない。自前で撮るのが前提だし、ウェブメディアならテキストと連動して写真、さらには動画までも自ら取得する必要が多々出てくる。自己表現の手段として文章以外に画像や映像が使えるようになったのは素直に喜ぶべきなんだろうけど、逆にその方面の腕前が自分の自己表現の評価に係わってくることになるので、色々と難しいものがある。
当方の場合では、美術的感覚、というかセンスが皆目ダメ。恐らくは創作ベースの技術のネジが最初から何本か外れてるような気がする。頭の中にイメージがあってもそれを体現化するのが難しいし、何だかよさげなのは分かるのだけどそれを再現できない。そういや小さい時から色彩感覚が変だとは言われていたっけ。
それはともかく。とりわけ取材系とかレビュー系は、写真自身も求められることが多いので、練習は必須。
写真難しいと言う人が少なくないけど、テキストである程度伝達の精度が高いものを書ける集中力があるなら、すぐできるようになると思う。パラメータ少ないし。でも見栄え的にキモいとダメ。ホコリが盛大に映り込んでるとか。写真は伝達力が強くて伝わりやすいけど、汚らしさも伝わりやすいんですよね。
— スタパ齋藤 (@stapasaito) 2015, 5月 4
機会があればカメラマンの仕事ぶりをじっくり見るといいかも。「美しくないから」という理由で何度も撮りなおしたりする。見えているものが全ての世界だし、ビジュアルって一瞬で受け入れられてしまうもの。キレイでも汚くても、パッと見で判断されてしまう。テキストを読む以前に、判断されたり。ね。
— スタパ齋藤 (@stapasaito) 2015, 5月 4
うん、確かに「ある一定度」までは多くの人が達することができるはず。ノウハウ本やサイトもいっぱいあるし、見本は山ほど転がっている。ただ当方のような、最初からセンスが外れている人には、難しいかもしれない。見方を変えればそれさえ乗り越えるとステキング状態になれる、かもってことなんだろうな。
ただ、特にウェブメディアでは、文章の前に写真や図版をパッと見して、それで第一印象が決まってしまうってことは多い。対人評価も見た目で大よそ決まってしまうってのと同じだな。
フリーでやりたい人は、成果物がどの程度クライアントに評価されたのかを自己評価の優先順位として、自分の主義とかはそういう優先順位の最下位程度に考えた方がいいかも。慣れると両方擦り合わせられたりするかもだけど、最初からはムズい。代わりの人多々の環境だし。純粋な表現と職業は違いますな。
— スタパ齋藤 (@stapasaito) 2015, 5月 4
あと、この優先順位の考え方はフリーが云々って以前に覚えておくとよいかもしれない。自分の主義主張が他人に大きな影響を及ぼすと確信できるのなら、それを貫き通すことで相手殻の評価も高める事が出来るはず、だけど。お客商売ではまずお客の便益を求めることが最初。プロ、匠的な人になれば、その主張が他人、お客にとっても便益に直結するからいいのだけど。
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