日中軍事費推移。うむ。 pic.twitter.com/bAwZwDks6c
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 5月 6
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連休中の宿題として自分自身に課していた記事執筆・考査のうち、実質賃金やアフリカ諸国の携帯事情などいくつかは結局手つかずとなり、かなりの消化不良。ただスウェーデンの国際平和研究所「ストックホルム国際平和研究所」(SIPRI)が先月発表した、以前【軍事費の伸びとグラフの書き方と】でも覚え書き的に記しておいた、2014年時点における主要国の軍事費動向の再チェックと、それをトリガーとしてちょっと深いデータが取得できたのは幸いなところ。
信頼性の高い国際機関における定点観測的なデータであることから、定期更新的な記事にできないかともみもみしている状況なのだけど、ちょっと気晴らし的に作ったのが一つ目の日中軍事費推移。各年の為替レートを基に米ドル換算し、日中の動向を比べたもの。両国の額面が逆転したのは2005年。
まぁ、日本の場合は海保が別枠となっているし(対外展開は前提とされていないので内部警察的な扱い)、中国も似たように半軍事機構的なものが山ほどあり、また未公開の値も色々とあるので、あくまでも公開値ベースのものだけれど、大いに参考になる。少なくとも「日本の軍事費ガー」(防衛費とはいわないんだよね、この類の話では)云々って話があっても、これを見せればちょっとはアレかな。自国通貨ベースでの動向でもいいんだけどね。
もう一つは海上自衛隊が制作している、新聞等でもよく見かける日本周辺の軍事力の動向。む。見直してみると随分と古いモノなので、特に極東ロシアや中国の兵力に随分と変化が生じている気がする。まぁ、本格的に必要な場合はこれをベースに作り直せばよいまでの話。
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