イトーヨーカドーの奨学金、返還不必要、卒業後に就職の条件もない。こんな素敵な奨学金は自分等の時代には無かった。高校生に伝わって欲しい。家庭の収入制限も無い。 志望大学に制限有り。募集枠40人。育英会併用可 http://t.co/gxMBBxC1Y2
— 高梨陣平 (@jingbay) 2015, 4月 30
大学授業料に限らず学費が世帯可処分所得との相対額として上昇していることを受け、奨学金制度を用いる人が増えている。状況はアメリカでもさほど変わらず、大学の時に使った奨学金の負担が就業後に大きな負担となるって話は結構問題視されているけれど、日本でも状況はあまり変わりがない。
で、負担ってのは借りていたのを返す必要があるからにほかならず、ならば給付タイプの奨学金を使えばその負担からは避けられることになる。勿論それは虫のよい話と受け止められても仕方が無く、条件は色々と設定されているし、数も山ほどあるってわけではない。
だから今件のイトーヨーカドーの奨学金(給付)ってのはステキな仕組みには違いない。
ではあるのだけど。
貸与で無く給与の奨学金は昔から結構あった。条件は昔も今も変わらず、無条件で給付ってわけではないけれど。ただ昔と違って今は情報検索がネット上でできるから、探しやすくなっただけの話。
この「返さなくていい給付型奨学金をくれる団体」のまとめサイト、結構使えますね。高校生とか大学生でも見たほうがよいよね。ってか、中学生でも使えるものがある。「お金なくて高校行くこと、大学行くこと諦めていた」って子はチェックしてみてさ→ http://t.co/qdF6N9X4Lr
— NPO法人D×P 今井紀明(共同代表) (@NoriakiImai) 2014, 12月 3
今ではこんなサイトも用意されている。情報をあちこちから集約し、分かる人が整理統合して呈するだけで、とても役立つものになる。本当の意味でのキュレーション。
情報ってのは存在していても欲しい人の手元に届かない、アンテナに引っかからなければ、その人にとっては存在しないのと同じなんだよね。世の中のすべての情報を誰もが完全に取得し覚えていて、瞬時に必要なものを引き出せるわけじゃないんだから。
だからこそ、インターネットの存在は素晴らしい。それゆえに、検索エンジンの質的劣化には頭を痛めている次第ではある。
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