大阪市浪速区日本橋西1丁目における不発弾処理につきましては、平成27年5月9日(土曜日)午前9時36に無事完了しました。
避難及び交通規制等は解除されましたのでお知らせします。
ご協力ありがとうございました。
— 大阪市危機管理室 (@kikikan_osaka) 2015, 5月 9
先日大阪で発生した不発弾処理の事案。交通規制が行われるなどちょっした騒ぎになったり、状況を撮影した写真もちらほらとネット上に掲載されていたけれど、同時にいくつか目に留まったのが「不発弾処理位で交通規制をするのはおかしい。爆発しない爆弾なんだから、そこまで大袈裟になることはないだろう」との意見。
えーと。不発弾は「非活性化した元爆弾」では無く「非活性化したのか、活性化状態を維持しているけれど何らかの偶然で爆発していないだけの爆弾」なんですが。博物館に展示されている、信管も爆薬も取り除かれた、容器だけの存在ではないのだよね。
「不発弾で電車が止まるのはおかしい」という人が居るが彼らにとって『爆発しなかった爆弾』イコール『爆発しない爆弾』という認識なのだから仕方ないかもしれない。ただ、不発弾とは『どうしてこの状態で爆発していないのかさっぱり分からない爆弾』であるという認識だけはもうちょっと広まって欲しい
— めがねねこP (@FakeFalcon) 2015, 5月 9
@Fuwarin 増えてますね、、ちなみにその他って何でしょう??
— cocoa_maemae (@cocoa_maemae) 2015, 5月 9
「爆発すべき時に爆発しなかった不良品だからいつ爆発するかわからない」的な。
— knt(黒猫亭) (@chronekotei) 2015, 5月 9
つか、不良品じゃなくてもたまたまの条件で爆発しないこともあるわけで、戦時中の不発弾なんてのも「歳はとったがまだまだ若い者には負けん」的な。
— knt(黒猫亭) (@chronekotei) 2015, 5月 9
不発弾は爆発しなかった爆弾ではなく、なぜ不発か分からず今すぐ何かの拍子に爆発してもおかしくない爆弾だから、とっても危ないのだ。このことがわかってなさそうなTweetが流れてきたので念のため。 https://t.co/89rca6uVH5
— 松浦晋也 (@ShinyaMatsuura) 2015, 5月 9
特殊事例をのぞけば大戦中に軍部によって遺棄されたものか、あるいは米軍などの空襲によって投下されたものなのだろうけれど。それゆえに少なく見積もっても半世紀以上時間の経過はしているけれど。何らかのはずみで爆発する可能性はゼロじゃない。だからこそプロの自衛隊に処理をしてもらっているわけだ。そもそも「非発弾」ではなく「不発弾」であること、つまり爆発しなくなった爆弾では無く、たまたま爆発していない爆弾であるわけで。
まぁ、クレームをつける側の多分は何となくレベルでその辺のことは理解していて、その上で自分が受けた影響(交通規制に引っ掛かったとか)に対する不満のはけ口として語っているだけ......と思いたい。
>不発弾は「非活性化した元爆弾」では無く「非活性化したのか、活性化状態を維持しているけれど何らかの偶然で爆発していないだけの爆弾」
言われて初めて気づきました。
そうなると「未だ爆発していない爆弾」ということで「未発弾」と呼ぶ方がいいのかな?