救急車は特別先行治療の特典は無いし帰りも使えるわけじゃない

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当方も救急車に関しては、夜中に喘息の発作が悪化してよんだこともあれば、内臓疾患が悪化して入院をする直前の時に使わずにバスで病院まで行ったら「何故無理して自力で来た」と医者に怒られた経験もあるので、色々と思うところがあるのだけど。

昨今の救急車呼び出し有料化検討に関しては、統括官公庁の違いなどもあり、巧みな仕組みとかが求められることになるんだろうけど、個人的には賛成。例えば呼び出し・搬送時には支払いは求めず、診断の結果明らかに救急車が必要でないと判断した場合には、病院での問診治療費に搬送代が上乗せされるようにするとか、ね。それなら搬送する時点で有料か無料かは当事者は判断しにくいだろうから「金払ってるんだから大事に扱え、ちゃんと来い」などといったタクシー的な使われ方をされることも無くなる。

で、救急車に関しては指摘の通り、救急車で運ばれてきても治療が優先されるわけじゃない。優先されるように見えるのは、搬送事例が大よそ状況が悪化しているからに他ならない。


救急車の有料化に関しては、有料適用される場合の金額についても問題がある。安すぎるとタクシー......というよりはハイヤー代わりに使う事例が増えるだろうし、金額が高すぎると救急車の利用自体を躊躇するのではとの反対意見が出てくる。バランスが必要ではあるけれど、最低でもタクシーの利用額を超えるものでないと、有料化の意味は無い気がするのは当方だけではあるまい。

「救急車搬送は帰りは自前。例外も慈悲も無い。自腹で帰宅」。これを徹底周知させるだけでも、随分と効果は出てくるかもしれないな。

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このページは、不破雷蔵が2015年5月17日 09:22に書いた記事です。

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