私は怒ってる!ヒドい写真盗用に遭ったので経緯と対策をまとめてみた! | studio9 http://t.co/j64Ww936Vp
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 5月 21
ネットにアップロードした写真の盗用に対して自分の作品だと動かぬ証拠を突きつけるのには、あらかじめ一回り小さく周囲をトリミングしてアップロードする、というのが一番有効性が高いかもしれないなあ。盗用した側はまさかその写真の外側にトリミングで失われた続きがある、なんて想定外だろうし。
— 乙城蒼无(Otusiro, Aomu) (@aomu) 2015, 5月 20
当方はむしろ撮影した写真よりは図版で似たような危惧を...というか実例が結構あるのだけれど、このトリミングの方法は使えないから、まぁ以前【画像にはトレードマークやアカウント名を配してもらうと嬉しいナ】で取り上げた、アイコンなりサインを掲載するしかないのだよなあ、と思いながらもチェックはしておいた方がいいよね、的なお話。
確かにこの発想は興味深い。電子透かしを入れたり意図的にイレギュラーなパターンをぶち込んでおいていざという時にその部分を指摘するってのも一つの手だけど、それでは盗用側にその部分を加工されてしまう可能性がある。でもこれなら絶対にそれは出来ない。
ちなみにフィルムで撮影した写真をフィルムホルダーのあるフィルムスキャナでスキャンすると、実際に写ってる範囲よりホルダーの枠の方が小さいので、自動的に元画像からトリミングされます。また、DPEショップでフィルムを印画紙にプリントした場合、ノートリミングで頼まない限りも同様です。
— 乙城蒼无(Otusiro, Aomu) (@aomu) 2015, 5月 20
@kngdmhts0731 加工による改変が容易というデジタルの弱点を逆についた思いつきですが、恐らく大半の写真作家はノートリミングであるがままの作品を見せたいでしょうから、盗用対策とはいえトリミング自体への抵抗ある人もまた多いと思います。
— 乙城蒼无(Otusiro, Aomu) (@aomu) 2015, 5月 20
トリミングを写真盗用の対策として用いるならば、縦長か横長のデジカメ画像をアップロードするとデフォルトで正方形にトリミングするInstagramのみをアップロード先として使うというのも一つの手かもしれない。
— 乙城蒼无(Otusiro, Aomu) (@aomu) 2015, 5月 20
スマホで撮影画像を加工した後にSNSや写真共有サイトに投稿するアプリをいくつか見てみたけど、画像のリサイズ機能はほぼ全てあったのに対し、トリミング機能はほとんどなく、あっても操作に癖があるものだった。操作が手軽かつトリミング枠設定とか細かくできるアプリとかあればいいんだけど。
— 乙城蒼无(Otusiro, Aomu) (@aomu) 2015, 5月 20
最近はフィルムカメラで撮った写真をデジタルスキャンする事例もほとんど無くなったのであまり有用性はないのだけど、スキャン周りの話は覚えておいてもおいかも。また、トリミングはしたくないなあ、ってのは良くわかる。でもその点のデメリットを我慢しても、保険的な意味でのメリットを考えれば悪い話では無い。
以前紹介したように、トレードマーク的なものを上乗せするタイプの写真加工ツールは結構あるんだけど(元々写真上にふき出しをつけるようなものだからね)、トリミング機能はあまり良いのがないようだ。見方を変えると、需要がさほどないのか、それとも今がチャンスなのか......。まぁ今後、デジタル写真に係わる問題が鎮静化するとは思えないし、むしろ増えてくる可能性の方が高いから、防衛策として色々と考えておくのは悪い話ではない。
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