「山田うどん」賃上げの理由、アベノミクスの盲点 http://t.co/8VZuIE9ZJE 「人手不足の中、従業員を必死で確保するために賃上げしたというのです。アベノミクスの"好循環"で描かれる消費の拡大から業績の回復へという理想とは違う厳しい現実」...は?
— 「超」怖い話 怪顧【加藤AZUKI】 (@azukiglg) 2015, 5月 21
「経営環境は厳しくなるかと思います。その中でいろいろ企業努力をしていかざるを得ない」(山田食品産業 山田裕朗社長)
賃上げは痛みを伴う選択でもあり、アベノミクスが描くシナリオには盲点と課題が見えてきました。
先日の朝日新聞による保存精子報道でも指摘されているけれど、多分に感情を揺さぶるような報道内容は書き手側の意図が混じり、事実が偏向されている可能性が高いので注意をして読み解く必要がある。今件も元々はニュース映像の書き起こし的なもののようで、演出的な部分が多分にある。まぁ、もともと一過性の映像でさらりと伝える意図のものが、文字で繰り返し読まれたのでは、粗も出るというもの。読み直してみると指摘の通り、「は!?」というツッコミをしたくなる解説がされている。
安売り産業は安売りを基軸にビジネスを組み立ててきたことのツケを、今払わされてるって話じゃね?
商品価値が価格にしかなかったから価格引き上げが一部しかできず、好景気による人手不足に対応するために賃金値上げすることを厳しいとか失敗のようにいう方がおかしい気がするんだが......。
— 「超」怖い話 怪顧【加藤AZUKI】 (@azukiglg) 2015, 5月 21
マクドナルドが凋落してるのと同じで、デフレ時代に「安さ、安売り」を企業価値にしてきたところが人手不足に悩むのはアベノミクスの失敗じゃなくて単純にデフレモデルからの脱却に失敗した企業の戦略ミスぁと思うけどなあ。
— 「超」怖い話 怪顧【加藤AZUKI】 (@azukiglg) 2015, 5月 21
ただ、"業績が改善したから賃上げに踏み切ったわけではない"と言います。「今、人手不足が甚だしいご時世で、人手の定着のためにもできる限りのことは行った」(山田食品産業 山田裕朗社長)(以上、直近RTのリンク先より抜粋)
...地味にすごいことになってんな、これ。
— 名無しブラックハンド総帥 (@nns_blackhand) 2015, 5月 21
「これ」を全面的に称賛するのは控えますが、「業績回復を待たずに賃金を上げる」企業が出現してるというのは、小さくないサプライズです。潮目は確実に変わりつつある。今度こそ、中折れさせるわけにはいかない。
— 名無しブラックハンド総帥 (@nns_blackhand) 2015, 5月 21
@azukiglg 「お前はここでしか働く場所がない」って首輪着けてたのが雇用に需要が出てきて「他のところでも働ける!逃げろ!」ってなったのを「なんで今までと同じ待遇じゃ従業員ふえないの?減ってるの?」って言ってる感じですよね。
— 虚炉 (@t_kyoro) 2015, 5月 21
労働需給やこれまでの経済状況、そして景気後退・回復時にどのような変化を労働市場が遂げていくのかを調べ学び、そして実態を想像する能力があれば、指摘のような結論は容易に導き出せるし、報じられた主張は「お前は何を言ってるんだ」的な内容でしかないことも分かる。報道が語っていることがすべて正しいとは限らないってのは昨今の風潮ではあるけれど、どうもこの辺りのトンチキなものが増えてくると、「仕事してるの?」的な感はある。
いや、「事実か否かはどうでもいい。目立って注目させて煽って視聴率が稼げればそれでいい。だって商売なんだから」ってのなら、仕事をしていることにはなるけれど。でもそれ、報道じゃなくて単なる煽動家の仕事だよね。
もしくは、デフレモデルしか知らない経営者とデフレモデルでの成功だけしか評価基準を持たないジャーナリストが、世間からずれてるかではないのか。
不景気時代に、株価が四万位まで戻さないと景気回復とは言えないってバブル基準で批判してる記事とかよくあったけど、コレはその裏返しなのでは?
— 「超」怖い話 怪顧【加藤AZUKI】 (@azukiglg) 2015, 5月 21
@azukiglg その観点では今朝方の別の方の指摘 http://t.co/el0N9WPnLu がそのまま当てはまりますので、納得がいきますね(´・ω・`)
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 5月 21
多分だけど、報道者のリサーチ能力が一般人と同程度かそれ以下に下がってる気がします。ネットでぐぐれば裏取りokみたいな。一般人でも守備範囲の専門家なら間違えないことを、満遍なく門外漢の記者たちは知らないから間違えるのではないか。 https://t.co/vbUpH3yHDK
— 「超」怖い話 怪顧【加藤AZUKI】 (@azukiglg) 2015, 5月 21
景気がよくなってきたら労働力の流動性高まるし、正社員として囲い込んであっても条件のいい他社に移ったりってのはこの20年間しか経営を知らない経営者や、記者たちは本気で知らないのかもしれない気がしてきた。 https://t.co/H0p6GoMV2G
— 「超」怖い話 怪顧【加藤AZUKI】 (@azukiglg) 2015, 5月 21
@azukiglg 有用な人材を選り取り見取りの時期に正社員として迎えがっちり囲って中堅社員にした企業の話題は絶対話題に上る事はないでしょうしねえ。当たり前すぎてニュースにはならないから。様々な理由で人がやらない無道をやれば目立つからニュースにはなるでしょうけど。
— 谷山とわ (@to8var) 2015, 5月 21
バブル終了直前に潜り込んだ世代及びバブル弾けてから世に出た記者が、今40後半からアラフィフで、記事の決定権持ってる役職にいて、その下の現役記者はデフレの正義しか知らないわけだから無理ないのかもな。両方知ってる世代は60代以上だからもう現場にいない。
— 「超」怖い話 怪顧【加藤AZUKI】 (@azukiglg) 2015, 5月 21
他人より多くの情報に接する機会があるという優先的身分が、記者の書く記事の価値を高めてきたけど、情報に接する機会、一次ソースが情報発信する機会を記者以上に持ったら、情報の仲卸に過ぎない記者の価値は下がるんだよなあ。
— 「超」怖い話 怪顧【加藤AZUKI】 (@azukiglg) 2015, 5月 21
この記者の能力低下、或いは低能力の露呈は短期的には「マスコミざまあ」なんだけど、長期的には民主主義の根幹である、「判断に必要な情報を正しく広める」という前提の欠落を加速させることになるからすごく大きな問題な訳だが......。
— 「超」怖い話 怪顧【加藤AZUKI】 (@azukiglg) 2015, 5月 21
報道機関の経年劣化。技術の伝承の不足。元々技能が無いものを伝達技術でカバーしてきたけれど、その伝達技術がインターネットでハードルが下がってしまい、優位性が無くなった、化けの皮がはがれた。いずれかではなくいずれもで、それが重なった結果が現在の状況かな、という気はする。で、報道の本髄部分よりもビジネスとして売るってのが先行するし、昔の手法を頑なに守るしか自らの立ち位置を確保できないし、中には「核心的利益」に基づいて報道の立場を利用している人も居るし。ぐだぐだになるのは仕方がない。
「判断に必要な情報を正しく広める」という前提の欠落との懸念はあるけど、これ一つ前提があって。「元々の報道が『判断に必要な情報を正しく広め』ていたのか否か」。化けの皮云々って表現をしたけれど、実は確からしさの観点では昔も今もさほど変わらないのではないかとの可能性もある。これもまたAll or Nothingではないけどね。可視化によって暴露されただけってのなら、しっかりと仕事をしているところは残るだろうし、ダメなところは煽りや脅しで一時的な受けは狙えるだろうけど、段々と「そういう場所なのか」とのイメージが広まってしまい、別物に変形してしまうのではないのかな。「また朝日か」みたいな感じで。一朝一夕にはいかないだろうけど。
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