明らかに正しくないことを正しいように発言すれば、ツッコミを受けるのは当たり前の話

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【ツイッターでの書込みは「独り言だから」は通用しない、これ重要】【ツイッターはチャットじゃなくてブログと同じだよ(再警告的な)】でも触れている通り、ソーシャルメディア、さらにはインターネット上の書込みは原則として不特定多数に周知拡散公開される前提のもので、特殊な仕組み(ツイッターならロック状態)を使わない限りは、ひそひそ話で書いたつもりでも東京渋谷のオーロラビジョン上で表示しているのと何ら変わりはないってことを認識しておく必要がある。それが気が付かれるか否か、不特定多数の目に留まるか否かは、その内容や発言者、そして運次第。オーロラビジョン云々との違いは、ネット上の書込みが蓄積検索され、さらに複写されて広がりうること。

で、事案そのものの言及は避ける(詳しくは

指摘されているような、「公衆衛生、法律、保健等で間違っていること」をツイートしたりブログに書き込んだりFacebookに記述すること自身は特に問題が無い。それがしっかりと間違っているとの前提に立ったものならば。一方で、それを正しいように語ったり、フィクションが前提の場でもあたかもノンフィクションであるかのような語りで錯誤を容易に生み出すような表記であれば(例えばドキュメンタリー的な漫画とかね)、批判をされても当然の話。さらにその語り側の公知力、媒体力が大きければ、それに応じた責任が問われる。拡散力があるってのは諸刃の剣に違いなく。

ツイッターの発言であろうとFacebookの書込みであろうと、口頭による公開の場での発言と同じ。その内容には注意と配慮が欠かせないってのは、社会人として当たり前の話。ツイッター上だから、ネットだから、タイプした文字だから、責任なんてどーでもいい、知ったこっちゃないってのは、ごく普通の話ではあると思うのだけどね。

......ああ、そうか。いわゆる「ネット上の炎上」ってのは、その辺が結構曖昧になってるのも大きな要素なのかな。そして「正しいこと」の軸がぶれている、あるいはその軸自身が存在しないような人の発言もネットで可視化されるし、影響力のある人の中にも、そのような軸の持ち主がいるってのも問題なんだろうな。

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このページは、不破雷蔵が2015年5月24日 08:05に書いた記事です。

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