カレーの色は紫外線に弱いので、日光に当てると消える。これはほんとです。「カレーついちゃったら、まずティッシュでおおかた拭ってから、濡らさず天日干ししてクダサーイ」と昔、インド人の知り合いが教えてくれました。ありがとうニラヴさん。おかげで白い服でカレー食べて何度救われたか。
— 埼玉のタヌキ (@tanuki0411) 2014, 8月 13
カレーライス自身をこぼすことは滅多にないのだけど、カレー系の食材を使った料理、例えばカレーうどんではよく周囲に跳ね飛びが生じ、いつの間にか服にカレーのシミがついていたりする。ワイシャツを着ている時はカレーうどんは天敵だみたいな話もよくある。
で、そのカレーの色なんだけど、こんな話が。カレーが服についたら、ティッシュでまずは物理的なカレーそのものを拭き取り、その後はぬらさずに洗濯もせず、天日干しすれば良いとの話。
マジで!? いやぁ、この類の話は非常に役立ちそうではあるのだけど、同時にガセネタだったり都市伝説的なものだったりすることもあるから......ということで調べてみた。
「カレーの黄色はターメリックによるもの。石鹸で軽く洗い、陽にあてると自然に消えます」(S&B)マジだ http://t.co/425XzQW8fy http://t.co/uZPePWtQOR
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 5月 27
カレーの黄色い部分はターメリックの中にあるクルクミンという色素成分によるもの。で、そのクルクミンは日光、具体的にはその中の紫外線に弱く、分解されて消えてしまう。なので、油部分となる本体部分を拭き取った後、日光の当たる所に干しておくと消えてしまう。意地になって強力な漂白剤を使うと逆にその部分が目立ってしまったり、色あせしてしまう。
さらに「色あせしやすいものは、直射日光を避け、日陰干しを繰り返して徐々にカレーのシミを落としていくのが良い」との話もある。具体的に実験をするわけにはいかないけれど(笑)、そしてだったら白いワイシャツでもカレーを食べ放題だ的なことをするのはお勧めしないけれど、覚えておいてよい話には違いない。
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