パソコン回想法i 戦前版
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↑これ、もう購入できないようだけど、やってみたかった...
「お年寄りにパソコン画面に表示される昭和10年代のある一家の一日を見てもらいながら当時の事を思い出して頂き、認知症の予防・治療を行えます。 」
— 熊谷杯人@Web漫画毎週更新 (@kumagaihaito) 2015, 5月 27
お爺さんに三八式歩兵銃を持たせることで脳を活性化させる取り組みと同じやつだと思う
— 熊谷杯人@Web漫画毎週更新 (@kumagaihaito) 2015, 5月 27
回想法ってのは当事者の人生の中で充実した時期を思いおこさせることで脳を活性化させ、認知症の進行を遅らせるという方法。指摘の通り軍隊時代の経験を思いおこさせたり、あるいは「三丁目の夕日」みたいな昭和時代の街並みを疑似体験させることで、自分自身の当時の記憶を掘り起こさせ、記憶のパーツに電流を通すという形かな。自分の記憶の中でもっとも強い印象が刻まれている、見方を変えれば活力のある部分に電源を入れて再活動させ、現在の記憶と連動させることで、ほこりをはらって再起動させると考えれば分かりやすいかもしれない。すると連動して周辺の記憶も動きを止めようとしていたのが再び動き出す、ブラウン運動、みたいな。
で、それをパソコン......というかこの場合はiPad向けに展開しているソフトのようなんだけど、残念ながらそのアプリ自身は現在ダウンロードできないらしい。まぁ、似たようなコンセプトのものはいくつか確認できるけど。
実際にはこんな感じで使うようだ。
この方法が有効な手立てとして認識されているのなら、例えばもう少し技術をぶち込んで、ARで似たような情景を見せたり、3D描写でオープンフィールド的な場所を歩き回れるようにしたり、Kinectで実際に歩き回れるようにするってのもありなんだろうな。それこそ日光江戸村のように、昭和村的なリアルテーマパークを作るのも良いかもしれない。
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