介護者が老人に暴力振るわれても世の中の人は大した力じゃないと思ってるかもしれないですけど、認知症によって理性の箍が外れてますんで、理性で動いている若者の方がまーだ手加減してくれてると思いますよ。
出血当たり前ですからね、老人の暴力は。
でも耐えるしかないんです。血が出ても。
— トメ (@tome_3) 2015, 5月 27
高齢化社会の到来、具体的には高齢者人口の絶対的・相対的増加に伴い、当然ながら発生する事案、問題の一つが、この介護における暴力問題。昔から一定率(数では無い位)で存在しているはずなんだけど、どうもこの辺りはタブー視されているというか、語ろうとすると「それは特異な事例であり、それを汎用化するのは許さない」的な風潮もあって、なかなか話題に登ることは無い。あるいは「仕方ないじゃん」みたいな。
でも、振るわれる側からすれば、物理的な影響を受けることもあり、仕方ないで済むはずもない。指摘の通り、理性も常識も無く、力は子供の何倍もあるという観点では、子供よりよほどタチが悪い。薬などで理性を失った人のような事案もある。入院中も似たようなケースを見ているからねえ......。人は動物に理性を加えてできた生き物であることを改めて思い知らされたから。
今件は「仕方ない」で済ませたり目をつぶっていると、じきに臨界点を突破して大きな反動がくる可能性は多分にある。その前に手を打つべきところは打っておいた方が、中長期的にはプラスとなる。
女性が暴漢に襲われたとき目でも股間でもかまわず攻撃してサバイバる訓練でトレーナーが全身防護スーツ着て女性に殴ったり蹴ったりさせるのあるけど、ああいうのの軽量化版を開発して認知症で暴力行動に走る老人の介護する人に支給した方がいいんじゃないかと思う。介護する側が障害者にされないために
— 山本貴嗣 (@atsuji_yamamoto) 2015, 5月 28
もし自分の親とか家族が凶暴性のある認知症にでもなったら、まず自分は目を守るゴーグルは最低限かけて介護する。指でも突っ込まれれば小学生の力でも失明するわけで、まして手加減抜きの老人の力ならなおさら。サバイバル用品の店に行けば戦場で兵士が使うようなその種のアイテムが色々。アマンゾでも
— 山本貴嗣 (@atsuji_yamamoto) 2015, 5月 28
このような話をすると、必ず「差別をするな」「腫れ物に触るような対応は良くない」との意見もいただくのだけど、現実問題として想定は十分できるのだから仕方がない。介護をする者の安全が確保されなければ、誰も近寄りがたくなり、かえって状況は悪化する。
......それこそ可愛げな着ぐるみで強化スーツを創って、それを介護用の制服的なものにするってのが一つの案かもしれないな。夏はどうしようかってことになるのだろうけどさ。ああ、単なる介護者に限らず、病院などでも似たような方策を練る必要はあるのか。
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