ドコモとタカラトミーが会話ロボット玩具「オハナス(OHaNAS)」を開発

| コメント(0)
 株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)は、パートナーとともに新たな価値を協創する「+d」の取り組みとして、株式会社タカラトミー(以下、タカラトミー)と次世代コミュニケーショントイ「OHaNAS(オハナス)」を共同で開発しました。

「OHaNAS」は、「しゃべってコンシェル(R)」の技術を応用した、パートナー様向けの新たなプラットフォームである「自然対話プラットフォーム」を初めて採用いただいた商品です。本プラットフォームとスマートフォンが連携することで、お客さまは「OHaNAS」と自然な会話をお楽しみいただけます。

本プラットフォームは、話しかけるだけで情報を調べて教えてくれる「しゃべってコンシェル」の技術に加えて、同音異義語などの日本語の多様な表現でも、前後の文脈などから文章を読み取り、最適な会話ができる「文章正規化機能(※2)」や、ニュース・天気といった情報を取得し、話しかけた時点でリアルタイムな情報を反映した会話ができる「外部コンテンツ連携機能」などを含む、4つの新たな機能を組み合せた新しいプラットフォームです。


そういやドコモはAppleのSiriほど有名ではないけれど、「しゃべってコンシェル」ってのを導入していたなぁ、あれはあくまでも基幹システムだから色々と応用されるのかもなと、Siriの未来を考えながら、ついでに想っていた話が、いよいよ実装の時期になったのかなという感じ。他にも色々な興味深い、人とのコミュニケーションの際に役立つシステムを導入している。......えーと、これ、今件はあくまでも玩具での話だけど、もう少し洗練させれば色々とさらに発展が期待できそう。

今件の詳細を見るにつけ、やはりソニーのAIBOプロジェクトを断ち切ったのは失敗だったんだろうなあ、と思ったりする。当時としては最良の手立てだとの判断で行われた施策なんだろうけど、10年、あるいは100年の視点で見れば、あのチョイスが出来ただろうかという感はある。歴史の選択が別なものならば、今頃ソニーを支える大黒柱たる存在になっていたかもしれない。なぜあの時断ち切ったのかも含め......というかそれこそが、大いに再検証される必要があるんだろうな。

で、そんな話をもやもやと考えていたら。


という話が。こちらは発表会でのレポートだけど、色々と内情が語られていて興味深い。ただ、タカラも以前、「乗れるチョロQ」ってのを創って、やはり止めちゃった経歴があるからねえ。これも継続していれば、今のシニアカーにつなげることができた可能性は多分にあることを考えると。戦略的思考、大局観でのものの見方の難しさを改めて思い知らされる。

関連記事             

コメントする

            
Powered by Movable Type 4.27-ja
Garbagenews.com

この記事について

このページは、不破雷蔵が2015年6月 5日 06:33に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「ミスドのフレンチクルーラーがリニューアルしていたという話、だが」です。

次の記事は「「消臭元」から思春期の汗や加齢臭に特化した「男の消臭元」が登場、とな」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

* * * * * * * * * * * * * *


2021年6月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30