自転車の取り締まり強化に係わる道路交通法施行令の改正に関するあれこれ

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先日から始まった自転車の問題走行に係わる取締りの強化......というよりは適正化と新たな対応施策の実施に係わるお話。事前から十分周知は成されていて、いや、仮に周知が成されていなかったとしても、それは多分に報道の怠慢に違いなく(公的機関はいくら周知宣伝をしても「まだ足りない」とされるのがオチではあるし、過剰な位の宣伝をしないと十分扱いはされないし、逆にそれぐらいのものをやると「無駄遣いだ」と非難される可能性が出てくる)。

で、当方自身も自転車乗りである一方、自分自身の危ない経験や、他人が危険走行をしている所を多々見ていることもあり、リスクが軽減されるのならばそれはそれで良いことではあると思うのだけど......ルールそのものについて再精査の必要があるのは事実。


色々と資料は出回っているけれど、大よそ上記の警視庁が提示しているパンフレットと、例として挙げた動画、及びそこからたどれる投稿者のアカウントで登録されている各種具体例の動画で把握はできるはず。もっとも今回の法改正施行による内容は、元々存在していたものについて、これまで以上に厳密にチェックするという話であり、以前はやってよかったというわけではないんだけどね。

で、いくつか指摘されて気が付いたのだけど。


これね。自転車の本体などに固定する傘の取り付け器。積載物扱いになるので、よほど工夫したものでないとアウトになってしまう。これ、色々と指摘されているけれど、確かに危ないのには違いないんだよね、万一コケた時に。元々バランスが崩れ気味になるのに加え、風の影響も受けやすくなるので、倒れるリスクが増す。加えて倒れた時に、固定していた傘の一部が人体に接触する可能性が結構大きいんだよね(すべて経験した本人は語る)。

勿論手差しもアウト。と、なれば......


これだよね。最後にあるような、頭にかぶるタイプの傘も一つの選択肢だけど、個人的にはやはり古風な陣笠をチェックしたいところ。......いや、マジで一つ欲しいな、これ。

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このページは、不破雷蔵が2015年6月 2日 06:59に書いた記事です。

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